特許
J-GLOBAL ID:200903050372121907

マンホールにおける中蓋のロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-184915
公開番号(公開出願番号):特開平11-029951
出願日: 1997年07月10日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 マンホールの中蓋がいたずらによって開放されることがない中蓋のロック装置を提供する。【解決手段】 マンホールの中蓋4上に係合アーム9を架設し、その係合アーム9の両端部をマンホールの内周対向位置に設けられた突出部7の係合孔8に係合する。係合アーム9の中央部にねじ込まれた締付ボルト11の先端を中蓋4の上面に当接する。締付ボルト11を中心にして回動自在に支持された角筒状のロックアーム14内に係合アーム9を収納する。ロックアーム14の両側部に係合アーム9の出入りを可能とする開口部15を設け、各開口部15の上側から下向きに形成された係合片16と係合アーム9の係合およびロックアーム14の側板21の外端部と突出部7の側面の係合によってロックアーム14を、その内部に係合アーム9が収納された状態に保持して係合アーム9がいたずらによって係合孔8から外れるのを防止し、中蓋4をロック状態に保持する。
請求項(抜粋):
マンホールの開口部における内周対向位置に一対の突出部を設け、各突出部に形成された係合孔が、一端が開口する周方向孔部と、その周方向孔部の閉塞端部から上方に向く係合孔部とから成り、その係合孔に係合アームの両端部を係合し、上記係合アームの長さ方向中央部にねじ込まれた締付ボルトの先端で上記開口部にセットされた中蓋の上面を押圧して中蓋を固定するマンホールにおける中蓋のロック装置において、前記係合アームが収納可能な角筒状のロックアームを前記締付ボルトを中心にして回転自在に支持し、そのロックアームの両側部に、ロックアームと係合アームの相対的な回動によって係合アームがロックアーム内に侵入するのを可能とする開口部を設け、各開口部の上側にロックアーム内で係合アームが引き上げられとき、その係合アームの側面に対向する係合片を形成し、ロックアームの両側板の外端部を前記突出部の側面に対して当接可能とし、上記ロックアームの上板には、締付ボルトの頭部に形成されたレンチ係合部を収納可能とするレンチ挿入孔を設け、ロックアームの下板に締付ボルトの先端部が挿入される挿入孔を形成したことを特徴とするマンホールにおける中蓋のロック装置。

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