特許
J-GLOBAL ID:200903050373509011

板状炭酸カルシウム系の球状複合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-274569
公開番号(公開出願番号):特開2003-146656
出願日: 1996年08月21日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】多孔質物質は、球形に近い一次粒子をバインダーなどを使用して球形に凝集させたものが殆どであって、その細孔径は一次粒子径よりも小さいのが普通であり、細孔径を1μm以上にすることは困難であった。また、粒子の形状、細孔の大きさなどが固定されており、それぞれの用途にみあった最適な品質にする自由度が殆どないのが現状である。【解決手段】石灰乳と二酸化炭素を反応させて水酸化カルシウムの炭酸化反応を行うにあたり、縮合リン酸化合物の存在下、塩基性炭酸カルシウムが生成する反応条件で、石灰乳の電気伝導度が反応前に対して2〜10mS/cm降下したときに炭酸化反応を止めた後、さらに縮合リン酸化合物および炭酸化率が70%以下の石灰乳を添加し、二酸化炭素を反応させることを2回以上繰り返すことおよび炭酸化反応を終了させることにより、板状炭酸カルシウムの球状複合体を製造する。
請求項(抜粋):
石灰乳と二酸化炭素を反応させて水酸化カルシウムの炭酸化反応を行うにあたり、縮合リン酸化合物の存在下、塩基性炭酸カルシウムが生成する反応条件で、石灰乳の電気伝導度が反応前に対して2〜10mS/cm降下したときに炭酸化反応を止めた後、さらに縮合リン酸化合物および炭酸化率が70%以下の石灰乳を添加し、二酸化炭素を反応させることを2回以上繰り返すことおよび炭酸化反応を終了させることを特徴とする板状炭酸カルシウムの球状複合体の製造方法。
Fターム (8件):
4G076AA16 ,  4G076AB06 ,  4G076BA30 ,  4G076BB02 ,  4G076CA03 ,  4G076CA08 ,  4G076CA12 ,  4G076DA25
引用特許:
審査官引用 (6件)
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