特許
J-GLOBAL ID:200903050374223243

癌転移抑制剤、細胞接着阻害剤及び細胞移動阻害剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-228640
公開番号(公開出願番号):特開平7-082170
出願日: 1993年09月14日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 高い癌転移抑制活性を持つアミノ酸誘導体、またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する癌転移抑制剤細胞接着阻害剤及び細胞移動阻害剤を提供する。【構成】 下記一般式(I)で示されるアミノ酸誘導体もしくはその薬理学的に許容される塩、またはそれらの化合物を共有結合により高分子あるいは有機分子に複数個連結してなる化合物を含有してなる癌転移抑制剤、細胞接着阻害剤及び細胞移動阻害剤。一般式(I)【化1】式中、L1はC=Oを示し、L2は炭素数1〜3の直鎖または分岐のアルキレン基、炭素数4〜8の環状アルキレン基あるいはフェニレン基を示し、m、nは1〜2の整数を示し、V、Wは-COOHあるいは-CONH2を示し、P1、P2はアミノ酸残基あるいはペプチド残基を示し、R1、R2は水酸基あるいは有機基を示し、R3、R4は水素原子あるいはアルキル基を示す。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で示されるアミノ酸誘導体もしくはその薬理学的に許容される塩、またはそれらの化合物を共有結合により高分子あるいは有機分子に複数個連結してなる化合物を含有してなる癌転移抑制剤。一般式(I)【化1】式中、L1はC=Oを示す。L2は炭素数1〜3の直鎖または分岐のアルキレン基、炭素数4〜8の環状アルキレン基あるいはフェニレン基を示し、置換基、不飽和基を有していてもよい。L2は存在してもしなくてもよい。m、nは1〜2の整数を示す。m、nは互いに同じでも異なっていてもよい。V、Wは-COOHあるいは-CONH2を示す。V、Wは互いに同じでも異なっていてもよい。P1、P2はアミノ酸残基あるいはペプチド残基を示す。P1、P2は互いに同じでも異なっていてもよく、存在してもしなくてもよい。R1、R2は水酸基あるいは有機基を示す。R1、R2は互いに同じでも異なっていてもよい。R3、R4は水素原子あるいはアルキル基を示す。R3、R4は互いに同じでも異なっていてもよい。式中に存在する不斉炭素原子の立体配置に関しては、各々R、S、RSのいずれでもよい。
IPC (2件):
A61K 38/00 ADU ,  A61K 38/00 ADS
FI (2件):
A61K 37/02 ADU ,  A61K 37/02 ADS

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