特許
J-GLOBAL ID:200903050377107929

膝関節用完全プロテーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-526272
公開番号(公開出願番号):特表2001-505791
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】膝関節用完全プロテーゼは、- 大腿骨部材(1)の顆(5)の部分の後部(5a)が円弧状とされており、かつ大腿骨部材(1)はこれら顆(5)の間に凸状円筒壁部(9)を有しており、該凸状円筒壁部の軸線は、顆(5)の前記後部(5a)が描く円の軸線と同軸であり;- 中間プレート(3)の関節窩(25)は、対応する円弧状の後部(25a)と、対応する円弧状の凹状支持面(31)と、を有しており;- 脛骨部材(2)が円筒形ピン(20)を備えるとともに、中間プレート(3)が、ピン(20)を多方向に移動できるように受け入れる穴(35)を備える。
請求項(抜粋):
大腿骨の端部にアンカー留めされて大腿骨顆を再現する部材と、脛骨の端部にアンカー留めされて脛骨の長手軸線に対し直交する略平坦な上壁を有した部材と、これら両部材の互いの摺動を可能としかつ前記脛骨部材に対して回動可能とされた中間プレートとを備えたタイプの、後方十字靭帯を切断して埋設される膝関節用完全プロテーゼであって、 - 前記大腿骨部材(1)の顆(5)の部分の後部(5a)は円弧状とされており、かつ該大腿骨部材(1)はこれら顆(5)の間に凸状円筒壁部(9)を有しており、該凸状円筒壁部の軸線は、前記顆(5)の前記後部(5a)が描く円の軸線と一致しており; - 前記中間プレート(3)の関節窩(25)は、遊び分を除外すれば前記顆(5)の前記後部(5a)と本質的に同一半径の円弧状とされた後部(25a)と、前記後部(5a)が描く円の軸線と同軸なる軸線とを有し、一方、該中間プレート(3)は中央突出リブ(30)を備えており、該中央突出リブには円弧状の凹状支持面(31)が形成されており、この凹状支持面は、遊び分を除外すれば前記大腿骨部材(1)の前記凸状円筒壁部(9)と本質的に同じ半径のものであり、かつ該壁部(9)の軸線と一致した軸線を有しており、 - 前記中間プレート(3)及び前記脛骨部材(2)の一方が、回動軸を形成する円筒形ピン(20)を備えるとともに、前記中間プレート(3)及び前記脛骨部材(2)の他方が、前記ピン(20)の断面積よりも大きい断面積を有し、前記ピン(20)を多方向に移動できるように受け入れる穴(35)を備える、ことを特徴とする膝関節用完全プロテーゼ。

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