特許
J-GLOBAL ID:200903050378067831

文書画像の領域抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-328862
公開番号(公開出願番号):特開平5-166000
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 文字領域を大きな領域として表現することにより、文書の構成や、文章のつながり等を容易に知ることができ、効率よく文字認識が行える。【構成】領域画像作成処理1により領域画像を作成し、その領域画像を用いてラベル画像作成処理2によってラベル画像を作成する。文書画像作成処理3では、ラベル画像から文字領域以外の領域を全て白にし、文字のみの文字画像を作成する。そして、隣接領域検索処理4で、各文字領域毎に上,下,左,右それぞれの最も近くに位置する文字領域を検索する。この結果を基に、書き方向結合処理5で、文字領域の、行方向あるいは列方向の結合を行う。さらに、グループ化結合処理6で書き方向が一致する複数の文字列を結合する。最後に領域統合処理7で、グープ化結合処理6で結合された文字領域を囲む最小の矩形領域を求めることにより文書画像の領域抽出を行う。
請求項(抜粋):
全面黒の領域画像と原画像から文書画像の構成要素を黒画素連結領域として表現した領域画像を作成する領域画像作成処理と、前記領域画像の構成要素に一意に番号を与えたラベル画像を作成するラベル画像作成処理とを施し、前記ラベル画像を用いて前記文書画像の領域抽出を行う文書画像の領域抽出方法において、前記ラベル画像から文字領域以外の領域を全て白にした文字画像を作成する文字画像作成処理と、前記文字画像内の各文字領域の書き方向を文字領域の縦横の長さ比により判別し、さらに各文字領域毎に上,下,左,右それぞれの最も近くに位置する文字領域を検索する隣接領域検索処理と、書き方向が一致する隣接文字領域間で、文字の大きさ(高さ及び幅)と隣接文字領域間隔との比を閾値と比較し、閾値より小さければ隣接する文字領域を結合するとともに、該結合された文字領域に書き方向を与える書き方向結合処理と、前記書き方向結合処理の結果を用い、書き方向が一致する隣接文字領域間で、文字幅と文字領域間隔との比を閾値と比較し、閾値より小さければ隣接文字領域を結合するグループ化処理部と、前記グループ化結合処理で結合された文字領域を囲む最小の矩形領域を求める領域統合処理とを、実行して前記文書画像の領域抽出を行うことを特徴とする文書画像の領域抽出方法。
IPC (2件):
G06K 9/20 340 ,  G06K 9/20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-216493
  • 特開平3-126181

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