特許
J-GLOBAL ID:200903050387572352
CDMA受信装置およびレート整合処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-155335
公開番号(公開出願番号):特開2001-339323
出願日: 2000年05月25日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【課題】 可変レートのチャネルを復号する場合に、デコード部における処理量を削減する。【解決手段】 有効相関値判定部15は、レート情報3により示される、最大のシンボルレートがレート判定結果9により示されるシンボルレートより大きく、受信SIR7が基準SIR13値より大きい場合には、受信フレームの実際のシンボルに対応する相関値のうちから加算処理を行う相関値を選択し、選択された相関値に対してのみ加算処理を行うように相関値加算処理部17を制御する。受信データの受信品質がある一定の基準以上の場合にはレート整合処理が省略または簡略化されるので、デコード部4における処理量が削減される。
請求項(抜粋):
受信信号を復調することにより得られた受信ベースバンド信号に含まれる可変レートのチャネルの復号を行うCDMA受信装置であって、前記受信ベースバンド信号から有効パスの受信タイミングを検出するサーチ部と、チャネルのとり得るシンボルレートのうちの最大のシンボルレートに対応した逆拡散符号を用いて、前記サーチ部により検出された受信タイミングにより前記受信ベースバンド信号の逆拡散処理を行い、シンボルレート判定用データ、送信データを含む相関値データ及び受信SIRを出力するフィンガ部と、前記フィンガ部から入力されたシンボルレート判定用データを復号することにより、実際の受信フレームのシンボルレートを判定するレート判定部と、チャネルのとり得るシンボルレートのうちの最大のシンボルレートと、前記レート判定部において判定された受信フレームのシンボルレートとを比較するレート比較部と、前記フィンガ部から入力された受信SIRと、予め定められた基準SIRとの比較を行うSIR比較部と、チャネルのとり得るシンボルレートのうちの最大のシンボルレートがレート判定部において判定されたシンボルレートと等しい場合には、相関値加算処理が不要である旨の加算制御情報を出力し、チャネルのとり得るシンボルレートのうちの最大のシンボルレートがレート判定部において判定されたシンボルレートより大きく、前記SIR比較部において前記受信SIRが前記基準SIR以下であると判定された場合には、受信フレームの実際のシンボルに対応する全ての相関値を加算する旨の加算制御情報を出力し、チャネルのとり得るシンボルレートのうちの最大のシンボルレートがレート判定部において判定されたシンボルレートより大きく、前記SIR比較部において前記受信SIRが前記基準SIRより大きいと判定された場合には、受信フレームの実際のシンボルに対応する相関値のうちから加算処理を行う相関値を選択し、選択された相関値に対してのみ加算処理を行う旨の加算制御情報を出力する有効相関値判定部と、前記有効相関値判定部から出力された加算制御情報に基づいて、相関値加算処理を行うか否かおよび加算処理を行うシンボルを選択し、相関値加算処理を行う場合には選択されたシンボルの相関値に対してのみ相関値加算処理を行う相関値加算処理部と、前記相関値加算処理部からの相関値データに対して復号処理を行う復号処理部とから構成されているデコード部と、を備えているCDMA受信装置。
Fターム (2件):
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