特許
J-GLOBAL ID:200903050387854455

二次電池に用いる孔開き集電体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-235386
公開番号(公開出願番号):特開平11-067218
出願日: 1997年08月14日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 二次電池の高率放電時において、電気容量の大きな低下を防止しうる孔開き集電体を提供する。【解決手段】 二次電池の負極用孔開き集電体の電気抵抗を、1.7×10-4Ω〜3.5×10-2Ωの範囲内とする。また、正極用孔開き集電体の電気抵抗を、2.7×10-4Ω〜5.4×10-2Ωの範囲内とする。孔開き集電体の開口率をQとし、孔開き集電体の厚みをtとし、孔開き集電体を構成する金属固有の比抵抗をρとしたとき、二次電池の負極用孔開き集電体のρ/[t×(1-Q)]の値を、1.7×10-4Ω〜3.5×10-2Ωとする。また、正極用孔開き集電体のρ/[t×(1-Q)]の値を、2.7×10-4Ω〜5.4×10-2Ωとする。負極用孔開き集電体としては、厚み8〜25μmの銅箔又は銅合金箔であるのが好ましい。正極用孔開き集電体としては、厚み10〜30μmのアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔であるのが好ましい。
請求項(抜粋):
多数の貫通孔が設けられている金属箔からなる孔開き集電体であって、該孔開き集電体の任意の箇所から採取した10cm×10cmの金属箔を試料とし、該試料の左端と右端との間における平面方向の電気抵抗(但し、20°Cで測定)が、常に1.7×10-4Ω〜3.5×10-2Ωの範囲内であることを特徴とする二次電池の負極用孔開き集電体。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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