特許
J-GLOBAL ID:200903050388383910

焼結ステンレス部品の表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-283820
公開番号(公開出願番号):特開平5-098312
出願日: 1991年10月03日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 焼結ステンレスの表層空孔を潰すことによりダクロ処理を施すことができ、耐食性をより向上させた焼結ステンレス部品を得られる表面処理方法を提供することを目的とする。【構成】 焼結ステンレス部品5にショットブラスト、ビーズショットまたはバレル研摩を施し、表層に開孔する空孔2を潰すと共に、該表面を凹凸状に保ち、その後該焼結部品を、亜鉛、アルミニウムの一種又は二種、6価クロム供給物質および該物質に対する還元剤ならびに表面活性剤からなる混合物が液状媒体に分散した処理液に浸漬し、その後250〜400°Cで加熱することにより、揮発成分を焼失せしめ、該焼結部品の表面に亜鉛および/またはアルミニウムの粒子が3価クロム重合物で囲まれた被膜を形成させることを特徴とする焼結ステンレス部品の表面処理方法である。
請求項(抜粋):
焼結ステンレス部品にショットブラスト等の目つぶし処理により、表層に開孔する空孔を潰すと共に、該表面を凹凸状に保ち、その後該焼結部品を、亜鉛、アルミニウムの一種又は二種、6価クロム供給物質および該物質に対する還元剤ならびに表面活性剤からなる混合物が液状媒体に分散した処理液に浸漬し、その後250〜400°Cで加熱することにより、揮発成分を焼失せしめ、該焼結部品の表面に亜鉛および/またはアルミニウムの粒子が3価クロム重合物で囲まれた被膜を形成させることを特徴とする焼結ステンレス部品の表面処理方法。
IPC (4件):
B22F 3/24 ,  B22F 3/24 102 ,  B24C 1/00 ,  C23C 18/52

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