特許
J-GLOBAL ID:200903050389954120

平板状ハロゲン化銀乳剤の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-211556
公開番号(公開出願番号):特開2001-343717
出願日: 2000年07月12日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 ハロゲン化銀乳剤の製造に際して、粒子形成過程でハロゲン化銀微粒子の溶解を促進して厚さの薄い平板粒子を形成させる方法を実現させること。【解決手段】 反応容器にハロゲン化銀微粒子乳剤および晶相制御剤を供給して平板状粒子からなるハロゲン化銀写真乳剤を製造する方法において、保護コロイドにエステル化ゼラチンを含み、晶相制御剤に特定構造のピリジニウム塩またはビスピリジニウム塩を用い、かつ該晶相制御剤は核形成時には反応容器中になく、物理熟成時および成長時に反応容器中に存在させ、平板状ハロゲン化銀粒子が、主平面が(111)面で臭化銀含有量が70%以上で、全ハロゲン化銀粒子の投影面積の60%以上を占めることを特徴とする平板状ハロゲン化銀乳剤の製造方法。
請求項(抜粋):
反応容器にハロゲン化銀微粒子乳剤および晶相制御剤を供給して平板状ハロゲン化銀粒子からなるハロゲン化銀写真乳剤を製造する方法において、該微粒子乳剤は保護コロイドとしてエステル化ゼラチンを含み、晶相制御剤は下記一般式(I)、(II)或いは(III)から選ばれる化合物であり、該晶相制御剤は核形成時には反応容器中には存在せず、物理熟成時および成長時に反応容器中に存在し、該平板状ハロゲン化銀粒子は主平面が(111)面で臭化銀含有量が70%以上であり、該乳剤中の全ハロゲン化銀粒子の投影面積の60%以上を占めることを特徴とする平板状ハロゲン化銀乳剤の製造方法。【化1】(式中R1はアルキル基、アルケニル基、アラルキル基を表し、R2、R3、R4、R5およびR6はそれぞれ水素原子または置換基を表す。R2とR3、R3とR4、R4とR5、R5とR6は縮環してもよい。ただし、R2、R3、R4、R5及びR6の少なくとも一つがアリール基を表す。X-は対アニオンを表す。)【化2】(式中A1、A2、A3及びA4は含窒素ヘテロ環を完成させるための非金属原子群を表し、それぞれが同一でも異なっていてもよい。Bは2価の連結基を表す。mは0または1を表す。R1、R2はそれぞれアルキル基を表す。Xはアニオンを表す。nは0または1または2を表し、分子内塩のときはnは0または1である。)
IPC (4件):
G03C 1/07 ,  G03C 1/015 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/047
FI (7件):
G03C 1/07 ,  G03C 1/015 ,  G03C 1/035 G ,  G03C 1/035 H ,  G03C 1/035 L ,  G03C 1/035 A ,  G03C 1/047
Fターム (6件):
2H023BA01 ,  2H023BA02 ,  2H023BA03 ,  2H023BA04 ,  2H023BA07 ,  2H023DB05

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