特許
J-GLOBAL ID:200903050390747090

ガソリン機関の燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-174398
公開番号(公開出願番号):特開平5-312081
出願日: 1992年07月01日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 ガソリン機関を、空燃比センサを用いたフィードバック制御と、スパークプラグに流れるイオン電流のばらつきを検出する各気筒ごとの制御とにより、安定運転の限界に近い状態で運転する。【構成】 排気路200に装着した全領域空燃比センサ201、クランク角速度センサ8、または燃焼圧力センサ9と、二次回路12の逆流防止用ダイオード22、スパークプラグ3での一次電流断続手段4、スパークプラグの電極間の二次電圧の分圧する分圧器5、二次電圧の減衰特性検出回路6、および設定期間に検出した二次電圧の減衰特性の変動の度合いを判別するとともに空燃比センサの出力を入力する制御回路7とを備え、各気筒ごとに設けた燃料噴射装置301で予め設定した希薄空燃比や、理論空燃比となるようフィードバック制御しながら、各気筒ごとに空燃比を調整する。
請求項(抜粋):
機関の排気路に装着され、排気中の残存酸素量及び可燃性分量から空燃比の全領域において吸入混合気の空燃比を検出する全領域空燃比センサと、点火回路の二次回路の点火コイルとスパークプラグとの間に設けた逆流防止手段、スパークプラグでの火花放電後の所定時期に所定時間、点火コイルの一次回路に通電し、二次回路に起電力を発生させてスパークプラグの浮遊静電容量に充電するイオン電流検出電圧発生手段、スパークプラグの電極間の二次電圧を分圧する分圧器、該分圧器に接続された二次電圧の減衰特性検出回路、及び設定期間に検出した二次電圧の減衰特性の変動の度合いを判別する判別回路からなる燃焼状態検出装置と、各気筒ごとに設けた燃料噴射装置と、運転条件に応じて予め設定した暫定希薄空燃比となるよう、前記全領域空燃比センサによりフィードバック制御しながら、前記全ての燃料噴射装置からの燃料噴射量を制御すると共に、各気筒ごとの安定運転限界を前記燃焼状態検出装置で検出し、各燃料噴射装置からの燃料噴射量を安定運転限界に近い限界希薄空燃比まで希薄に調整して、前記暫定希薄空燃比を各気筒の限界希薄空燃比により決定される目標希薄空燃比に書き換えて制御する制御回路とからなるガソリン機関の燃焼制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/36 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 17/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-187724
  • 特開昭59-046352
  • 特公昭60-050973

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