特許
J-GLOBAL ID:200903050393621063

大型二重容器の溶接部検査機用駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 重文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-299900
公開番号(公開出願番号):特開平6-148377
出願日: 1992年11月10日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 走行の確実化と、従動輪の壁面空間の変化に対応した即座接触と、検査機の複合ケーブルによる引き上げ回収とを改良した溶接部検査機を提供する。【構成】 駆動輪41をモータ駆動に変更し直列多重ばね式押付機構7とリニアガイド10とを設けた。溶接部検査機33が走行不能等の非常事態に至ったときには、複合ケーブル6を強く引き、複合ケーブル6の先端部をストッパから外し、ワイヤを複合ケーブル6により右方へ引いて、ローラから反転したワイヤの下側を介して直列多重ばね式押付機構7の底部を左方へ引き、直列多重ばね式押付機構7を引き倒して、各ばねを自由長に戻す。このとき、従動フレーム8をばねの作用から解放し、同従動フレーム8を自重により最低位置にして、溶接部検査機33を複合ケーブル6により引き上げて、回収する。
請求項(抜粋):
検査機台車の前後に配設した駆動輪と同駆動輪を動力伝達機構を介して駆動する駆動モータとを組み込んだ駆動輪用フオークと同駆動輪用フオークを歯車を介して方向転換させるフオーク用旋回モータとを有する駆動輪アセンブリと、検査機台車の左右後部にそれぞれの後端部を枢支した一対の補助アームと同各補助アームの前後中間部間に架設した補助フレームと同補助フレーム上に設けたリニヤガイドにより昇降可能に支持した昇降フレームと同昇降フレームと同補助フレームとの間に介装したボールねじ式押付装置と同昇降フレームの左右に設けた補助輪とを有する補助輪アセンブリと、上記各補助アームの前端部及び検査機台車上に設けたリニヤガイドにより昇降可能に支持した従動フレームと同従動フレームと検査機台車との間に傾倒可能に介装した直列多重ばね式押付機構と上記従動フレームの左右に設けた従動輪と同各従動輪を方向転換させる従動輪用旋回モータと検査機台車後部のストッパに着脱自在に係合した複合ケーブルの先端部を上記ばね式押付機構の下端部に接続するワイヤとを有する従動輪アセンブリと、を具えていることを特徴とした大型二重容器の溶接部検査機用駆動機構。

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