特許
J-GLOBAL ID:200903050394477926

プロセススケジュール方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167229
公開番号(公開出願番号):特開平6-012394
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【構成】 リソース管理テーブル3中のリソースに対して、プロセス管理テーブル2a〜2dで表されるプロセスから同時に使用の要求があった場合、一つのプロセスにリソースを使用させ、残りのプロセスの内あらかじめ定めた個数までのプロセスをスピンによるリソース待ちとし、それ以上のプロセスがあれば、当該プロセスをサスペンドし、別のリソースを使用しないプロセスに切り替えてプロセッサ上での処理を続行するプロセススケジュール方式。【効果】 プロセスのスピン方式において、同時にスピンするプロセス数を限定し、スピンによる無駄なプロセッサ能力の使用を防止するとともに、競合が少ない場合に、スピン方式によるリソース待ちにより、プロセス切り替えのオーバヘッドなく、リソースの排他制御を実現する。
請求項(抜粋):
主メモリを共用するマルチプロセッサ上で、複数のプロセスとこれをスケジュールするプロセススケジューラを有し、各プロセスは1個しかない資源(リソース)を使用する処理と使用しない処理を交互にプロセッサ上で実行し、プロセッサ上で実行中の複数のプロセスが同時にリソースを使用しようとした時、1個のプロセスのみがリソースを使用して処理を行い、残りのプロセスのうちあらかじめ定められた個数を上限とするプロセスはループによりプロセッサ上でリソースの使用終了を待ち、上限数を越える残りのプロセスは処理を中断して別のリソースを使用しないプロセスを捜し、もしあればこのプロセスに切り替えてプロセッサ上での処理を継続することを特徴とするプロセススケジュール方式。
IPC (2件):
G06F 15/16 430 ,  G06F 9/46 360

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