特許
J-GLOBAL ID:200903050409104811

精選装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-514344
公開番号(公開出願番号):特表平10-512498
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】クリーナは逆円錐状室(26)に入力パルプ紙料を受け入れる。この逆円錐状室は、重い排品の流れを外方に、軽い排品の流れを渦取出し管に、そして良品の流れを渦取出し管近くの中央に分離し除去する流体サイクロンとして作用する。クリーナ本体は逆円錐体下方に形成された逆流体サイクロン室(34)を有し、その下方のセラミック材の仕切り部材(36)が重い排品の流れを良品の流れから分離し、これを逆流体サイクロン室(34)内に流入させる。分離された重い排品の流れの一部は重い排品の環状出口(47)から除去されるが、重い排品の流れの大部分は逆流体サイクロン室内を循環させられる。逆流体サイクロン室は上方にいくほど狭まるため、流れは流速及び角速度が増し、逆流体サイクロン室内の流れは同室の側を通る流れに合致するようになり、それによって乱流による混合を防止する。
請求項(抜粋):
入力流体の流れにおいて重い排品粒子と軽い排品粒子を良品粒子から分離する精選装置であって: 精選装置内に入力流体の流れを注入する流体入口を有する本体と; 逆円錐状外壁を有する第一室を形成する前記本体の部分;を備え; 前記入力流体は前記第一室内に接線方向に注入され、逆円錐状室内に配流分布されて、重い排品粒子は前記外壁の近くに、軽い排品粒子は前記第一室の軸線に沿って中心部に、かつ、良品粒子は前記重い排品粒子と軽い排品粒子との間に主として配されるようにしてなり; 前記本体内に軸線方向に延びて、前記軽い排品粒子を含む流れの一部を受取る管と; 前記第一室の下方に位置して、直径が上方にいくほど狭まる台形状壁を有する第二室を形成する前記本体の部分と; 前記第二室の壁から外方に延びる重い排品出口を形成する前記本体の部分と; 前記第二室の下方にこれと連通して位置する良品粒子流出口を形成する前記本体の部分;及び 前記本体に固定され、前記良品粒子流出口の上方の前記第二室内に延びる第一仕切り部材;を備え; 前記第一仕切り部材は、前記第一室からの流れ中に延びる薄肉部を有し、これにより前記重い排品粒子を含む流れの一部が分離され前記第二室内に流入させられてそこに循環流を形成し、前記循環流は前記第一室から下降してくる流れに隣接して乱流を抑制するように流れる一方、残った前記良品粒子を含む流れの部分は前記良品粒子流出口に流入させられるようにし;てなることを特徴とする精選装置。
IPC (3件):
B03B 5/28 ,  B04C 3/06 ,  D21D 5/24
FI (3件):
B03B 5/28 B ,  B04C 3/06 ,  D21D 5/24

前のページに戻る