特許
J-GLOBAL ID:200903050410473537

面内でたわむ湾曲操作可能なカテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延 ,  田澤 英昭 ,  濱田 初音
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-035418
公開番号(公開出願番号):特開2006-255401
出願日: 2006年02月13日
公開日(公表日): 2006年09月28日
要約:
【課題】常にカテーテルの面内でたわむ先端部分を有するカテーテルを提供する。【解決手段】カテーテル本体の遠位端の先端部分はプラー管部を備え、正反対に対置された一対のルーメンがその管部を通る。カテーテルには2つのプラーワイヤ32があり、これらはプラーカテーテル本体の近位端の操作ハンドルで操作され、プラー先端部分にある一対のルーメンの一方を通り、かつカテーテル本体のルーメンを通り、その近位端にて操作ハンドルに固定され、その遠位端にて先端部分に固定される。たわみ構造体17は、たわみが最も生じ易い面と、最も回避し易い端部とを画定する。たわみ構造体は第1および第2プラーワイヤの間にある先端部分の中心線に沿って延び、薄い寸法と、厚い寸法とがある断面を有し、先端部分にバイアスをかけ、薄い寸法に平行な面内でたわみ、厚い寸法に平行な面内でたわみを妨げる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
操作可能なカテーテルにおいて、 細長く、柔軟な管状のカテーテル本体であって、近位端と、遠位端と、前記カテーテル本体を通って延びているルーメンとを有するカテーテル本体と、 前記カテーテル本体の前記遠位端にある先端部分であって、柔軟なプラースチック製管部を備えており、正反対に対置された一対のルーメンが前記管部を通って延びている先端部分と、 前記カテーテル本体の前記近位端にある操作ハンドルと、 各々が、前記先端部分にある前記一対のルーメンの一方を通って、かつ、前記カテーテル本体の前記ルーメンを通って延びており、各々が、前記操作ハンドルに固定された近位端と、前記先端部分に固定された遠位端とを有する第1および第2のプラーワイヤ(puller wire)であって、前記先端部分をたわませるために、前記カテーテル本体に対し長手方向に動かすことができる第1および第2のプラーワイヤと、 前記先端部分内に延びている細長いたわみ構造体であって、第1の重心軸と、第2の重心軸とを有し、前記先端部分を面内でたわませるために、前記第1の重心軸回りにより小さい断面二次モーメントを規定し、前記第2の重心軸回りにより大きい断面二次モーメントを規定するように形成されているたわみ構造体と、を備えるカテーテル。
IPC (4件):
A61M 25/01 ,  A61M 25/00 ,  A61N 1/05 ,  A61B 18/04
FI (5件):
A61M25/00 309B ,  A61M25/00 314 ,  A61M25/00 405B ,  A61N1/05 ,  A61B17/38 310
Fターム (17件):
4C053BB02 ,  4C053BB22 ,  4C060KK10 ,  4C060KK47 ,  4C060MM25 ,  4C167AA05 ,  4C167AA32 ,  4C167BB02 ,  4C167BB09 ,  4C167CC19 ,  4C167FF01 ,  4C167GG02 ,  4C167GG04 ,  4C167GG05 ,  4C167GG22 ,  4C167GG23 ,  4C167GG24
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 医療器具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-027463   出願人:日本ゼオン株式会社
  • 特許第6602242号

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