特許
J-GLOBAL ID:200903050411048481

防音・防振性と耐食性に優れたレールおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228441
公開番号(公開出願番号):特開平8-092761
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】列車の走行時に車輪とレールの接触によって発生する騒音を軽減するとともに、耐食性にも優れた防振・防音性と耐食性に優れたレールの提供。【構成】レールの頭頂面および頭側面車輪接触部を除くレールの全表面に、鋼よりも自然電位の卑な金属を0.25〜0.50mmの厚さに溶射して第1層とし、次いで第1層溶射被膜の温度がプラスチック粉体塗料の融点もしくは硬化反応温度以上/熱分解温度以下の温度範囲で0.20〜4,60mm厚さのプラスチックを溶射して第2層とし、更に第2層プラスチック被膜の上に融点が 700°C以下の金属を0,15〜0,25mm厚さに溶射して第3層となし、かつその合計厚さが5mm以下に積層した3層被覆を施す防振・防音性と耐食性に優れたレール及びその被覆方法。あるいは、更に第3層の金属の上に、第2層、又は第3層と同一条件の層を溶射して、4層以上の溶射被膜を形成してもよい。
請求項(抜粋):
レールの頭頂面および頭側面車輪接触部を除くレールの全表面に、鋼よりも自然電位の卑な金属を0.20〜0.50mmの厚さに溶射で形成した第1層と、該第1層の上にプラスチックを0.20〜4.65mmの厚さに溶射で形成した第2層と、該第2層の上に融点が700°C以下の金属を0.15〜0.25mmの厚さに溶射で形成した第3層とからなる被覆層を有し、かつ第1層〜第3層の合計厚みを5.0mm以下としたことを特徴とする、防音・防振性と耐食性に優れたレール。
IPC (4件):
C23C 28/00 ,  B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302 ,  C23C 4/06

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