特許
J-GLOBAL ID:200903050412649942

ビード継ぎ重ね溶接方法及びその自動溶接装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-010671
公開番号(公開出願番号):特開平11-207461
出願日: 1998年01月22日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 既存溶接ビードとのビード継ぎ部に溶接欠陥のない平滑で良好な溶接ビードが形成できる信頼性の高い溶接を行わせ得るビード継ぎ重ね溶接方法及び自動溶接装置を提供する。【解決手段】 既存溶接ビードの始端部又は終端部とのビード継ぎ、或いは既存溶接ビードの始終端両方とのビード継ぎが必要な溶接継手に対して、タッチセンサユニット39による第1工程のセンシング動作でビード継ぎの重ね溶接線の位置ずれを検出し、さらに、光学式センサ50及び画像処理装置52による第2工程のセンシング動作で既存溶接ビードのビード境界位置及び位置ずれを検出して、これらの検出情報に基づいて、溶接制御装置38により、溶接ロボット30による第3工程の溶接動作でビード継ぎ重ね溶接におけるトーチ位置補正及び溶接条件補正の制御を行う。
請求項(抜粋):
既存溶接ビードの始端部又は終端部とのビード継ぎ、或いは既存溶接ビードの始端部及び終端部の両方とのビード継ぎが必要な部材から成る溶接継手ワークに対し、消耗電極ワイヤ式の溶接トーチを駆動する溶接ロボットと、この溶接ロボットの駆動制御や溶接位置のセンシング動作と情報処理及び溶接トーチへ給電する溶接電源の出力制御が可能な溶接制御装置を用い、ビード継ぎ部の位置検出動作や溶接動作の教示・運転が可能な溶接運転プログラムに従ってビード継ぎ重ね溶接を行う方法において、前記溶接継手ワークにおけるビード継ぎ部の溶接線及び位置ずれを第1の自動検出手段でセンシングする第1の工程と、既存溶接ビードの始端境界位置又は終端境界位置或いは両方の境界位置及び各々の位置ずれや、ビード継ぎ重ね溶接の開始位置や終了位置を第2の自動検出手段でセンシングする第2の工程と、さらに、前記第1の自動検出手段及び第2の自動検出手段による検出情報に基づいて、溶接トーチ位置やビード境界位置の修正計算、溶接経路及び溶接条件の補正計算を行うと共に、前記既存溶接ビードの始端部又は終端部或いは両方とのビード継ぎ重ね溶接における溶接トーチ位置の補正制御や溶接条件制御を行う第3の工程とを有することを特徴とするビード継ぎ重ね溶接方法。
IPC (3件):
B23K 9/12 331 ,  B23K 9/127 508 ,  B23K 9/127 509
FI (3件):
B23K 9/12 331 S ,  B23K 9/127 508 B ,  B23K 9/127 509 F

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