特許
J-GLOBAL ID:200903050412914204

差し込みプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-257141
公開番号(公開出願番号):特開平11-097116
出願日: 1997年09月22日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】ノイズフィルタ素子の全体をケース部材によって包囲する形をとることで、充填されるモールド樹脂の圧力によるノイズフィルタ素子の移動をなくす。【解決手段】第1のケース部材51は、ノイズフィルタ素子4の下面側を保持する下面側保持板53,53と、ノイズフィルタ素子4の外周面を保持する外周面保持壁52と、第2のケース部材61と係止する係止爪54a,54aとを備え、第2のケース部材61は、第1のケース部材51に収容されたノイズフィルタ素子4の上面側を保持する天壁65及び腕板66,66と、第1のケース部材51に設けられた係止爪54a,54aに係止する係止穴64a,64aとを備えている。
請求項(抜粋):
プラグ端子とコードとの間にノイズフィルタ素子が接続され、これらノイズフィルタ素子とプラグ端子の接続部及びコードの接続部とがケース部材にて保持された状態で、このケース部材を含む全体がプラグ本体を形成する樹脂により一体的にモールドされた構造の差し込みプラグにおいて、前記ケース部材は、前記ノイズフィルタ素子を収容するとともに、前記ノイズフィルタ素子に接続された前記コードの接続部を保持する第1のケース部材と、前記ノイズフィルタ素子に接続された前記プラグ端子を保持するとともに、前記第1のケース部材に収容されたノイズフィルタ素子を保持する第2のケース部材とからなり、前記第1のケース部材は、前記ノイズフィルタ素子の下面側を保持する下面側保持部と、前記ノイズフィルタ素子の外周面を保持する外周面保持部と、前記第2のケース部材と係止する係止部とを備え、前記第2のケース部材は、前記第1のケース部材に収容されたノイズフィルタ素子の上面側を保持する上面側保持部と、前記第1のケース部材に設けられた前記係止部に係止する被係止部とを備え、前記第1のケース部材の係止部と前記第2のケース部材の被係止部とを係止することにより、前記ノイズフィルタ素子の下面、外周面及び上面が前記第1のケース部材の下面側保持部、外周面保持部及び前記第2のケース部材の上面側保持部によってそれぞれ保持された状態で、前記ケース部材を含む全体がプラグ本体を形成する樹脂により一体的にモールドされたことを特徴とする差し込みプラグ。

前のページに戻る