特許
J-GLOBAL ID:200903050416093043

オペアンプ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-085400
公開番号(公開出願番号):特開平7-273567
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 差動入力・差動出力形のオペアンプ回路において、同相帰還回路の構成を簡略化する。【構成】 入力信号は入力端子IN-A,IN-Bから入力されて差動増幅段12で増幅される。差動増幅段12の出力信号は出力増幅段14で増幅されて、出力端子OUT-A,OUT-Bから出力信号Voa,Vobが得られる。同相電圧成分検出回路16は出力電圧Voa,Vobの同相電圧成分Vcを検出する。同相帰還回路18は、Q3,Q4で同相電圧成分Vcと基準電圧Vref の差電圧を増幅し、Q7にこの差電圧に応じた電流を流す。この電流はQ7とカレントミラー回路を構成するQ5,Q6に流されて、出力増幅段14を制御する。これにより、出力増幅段14の差動出力の同相電圧Vcに帰還がかけられて、差動出力の同相電圧Vcが安定化される。
請求項(抜粋):
差動増幅回路の増幅素子を構成する2個のトランジスタQ1,Q2に負荷としてトランジスタQ5,Q6をそれぞれ接続してなる差動増幅段と、この差動増幅段の各トランジスタQ1,Q2の出力信号をそれぞれ増幅する出力増幅段と、この出力増幅段から出力される差動出力信号の同相電圧成分を検出する同相電圧成分検出回路と、前記検出された同相電圧成分を入力する一方のトランジスタQ3と、基準電圧を入力する他方のトランジスタQ4と、前記差動増幅段と同一の定電流を供給する定電流源を有する差動増幅回路で構成され、トランジスタQ3には負荷としてトランジスタQ7が接続され、当該トランジスタQ7と前記差動増幅段のトランジスタQ5,Q6は、トランジスタQ7の電流をトランジスタQ5,Q6にカレントミラー合成するカレントミラー回路を構成してなる同相帰還回路と、を具備してなるオペアンプ回路。
IPC (2件):
H03F 3/45 ,  H03F 3/26

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