特許
J-GLOBAL ID:200903050421321151

アクリル系粘着剤の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 祢▲ぎ▼元 邦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-264113
公開番号(公開出願番号):特開2002-069411
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 溶液重合により、残留開始剤や未反応モノマ-などの揮発性成分の少ない、高純度のアクリル系重合体を高い重合率で生成し、このアクリル系重合体を主剤として粘着特性にすぐれたアクリル系粘着剤を得る。【解決手段】 アクリル系単量体に対して0.01〜0.1モル%となる割合のアゾ系開始剤を使用して溶液重合して得られるアクリル系重合体を主剤としたアクリル系粘着剤を製造するにあたり、使用する有機溶剤の沸点をbp(°C)、使用するアゾ系開始剤の10時間半減期温度をT<SB>H </SB>(°C)としたとき、重合前段の主反応時の反応温度Tp(°C)が、bp-15<Tp<bpおよびT<SB>H </SB>-10<Tp<T<SB>H </SB>+5の要件を満たすとともに、重合後段の熟成反応時の反応温度Ta(°C)が、bp<Ta<bp+15およびT<SB>H </SB>+5<Ta<T<SB>H </SB>+20の要件を満たすことを特徴とするアクリル系粘着剤の製造法。
請求項(抜粋):
アルキル基の炭素数が2〜14個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル50〜100モル%とこれと共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体50〜0モル%とからなるアクリル系単量体を、この単量体に対して、0.01〜0.1モル%となる割合のアゾ系開始剤を用いて、重合前段の主反応と重合後段の熟成反応とからなる溶液重合を行つて、アクリル系重合体を主剤としたアクリル系粘着剤を製造するにあたり、使用する有機溶剤(2種以上の有機溶剤を使用するときは沸点の最も低い有機溶剤)の沸点をbp(°C)、使用するアゾ系開始剤の10時間半減期温度をT<SB>H </SB>(°C)としたとき、重合前段の主反応時の反応温度Tp(°C)が、下記の式(1),(2);bp-15<Tp<bp ...(1)T<SB>H </SB>-10<Tp<T<SB>H </SB>+5 ...(2)の要件を満たすとともに、重合後段の熟成反応時の反応温度Ta(°C)が、下記の式(3),(4);bp<Ta<bp+15 ...(3)T<SB>H </SB>+5<Ta<T<SB>H </SB>+20 ...(4)の要件を満たすことを特徴とするアクリル系粘着剤の製造法。
IPC (3件):
C09J133/06 ,  C09J133/02 ,  C09J135/00
FI (3件):
C09J133/06 ,  C09J133/02 ,  C09J135/00
Fターム (13件):
4J040DF011 ,  4J040DF031 ,  4J040DG001 ,  4J040HB02 ,  4J040HB03 ,  4J040HB09 ,  4J040HB19 ,  4J040HB31 ,  4J040JB09 ,  4J040KA12 ,  4J040KA23 ,  4J040LA01 ,  4J040QA05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る