特許
J-GLOBAL ID:200903050430857390

インクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-190884
公開番号(公開出願番号):特開平11-034322
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 インクジェットヘッドのインク吐出速度が圧電素子の変形特性の劣化等により、遅くなった場合でも、インク吐出孔から吐出されるインク滴の記録媒体への着弾位置がずれないよう調整し、印字品質の劣化を防ぐ。【解決手段】 インクジェットプリンタの印字中において、エンコーダ信号から到来したi番目の受信パルスの受信タイミングJ1より、前回のエンコーダ信号の周期Ti-1だけ先の次の受信タイミングJ2を求め、インクジェットヘッドの圧電素子の特性、電源投入時間等種々の要因に依存するインク滴飛翔時間TOFを決定し、タイミングJ2からTOFを差し引き、インク滴吐出タイミングJ3を決定し、インク滴を吐出記録紙に着弾させる。さらに、Ti-1/2の時間経過後を次のインク滴吐出タイミングJ4とし、同様の吐出処理を行う。次のi+1番目の受信パルス到来後も同様の吐出処理を繰り返す。
請求項(抜粋):
インク流路と、該インク流路から分岐し、インク吐出孔が設けられた複数のインク貯留室と、該各インク貯留室の容積を変化させる複数の圧電素子とを備え、送り方向に送られる記録媒体に該インク吐出孔からインク滴を吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを、前記送り方向と直交する方向に、前記記録媒体へのインク滴の吐出を行いながら、往復移動させる移動手段と前記圧電素子の各々を変形させることで、前記インク吐出孔からインク滴を吐出させる駆動電圧を発生する駆動電圧発生手段と、前記インク滴が吐出されてから前記記録媒体に着弾するまでに要するインク滴飛翔時間と、前記移動手段の移動速度とに基づき、前記記録媒体上の所定の着弾位置に着弾するように、前記圧電素子に印加する前記駆動電圧の印加タイミングを制御する印加タイミング制御手段とを備え、前記印加タイミング制御手段は、前記インク滴の吐出速度の経時的変化による前記インク滴飛翔時間の変化に応じて、当該変化による前記インク滴の着弾位置のずれを、前記印加タイミングを変更することにより補正することを特徴とするインクジェットプリンタ。
IPC (4件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/01 ,  B41J 2/51
FI (3件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/10 101 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-286874
  • 特開平3-286874

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