特許
J-GLOBAL ID:200903050431510106

X線管用ターゲット及びそれを用いたX線管装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-345958
公開番号(公開出願番号):特開平6-196113
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】本発明は、X線診断に用いるX線管及びX線診断装置にかかわり、さらに詳しくは大容量でもクイックスタートに好適な長寿命のX線管であり、タイムリーでかつ多頻度使用に最適なX線撮影装置を提供する。【構成】X線管用ターゲットの基体に黒鉛を用い、X線発生金属被覆層を600μm以上の厚さとし、真空管をターゲット部分を金属製及び他の部分をガラス製にしたX線管、及びそれを用いたX線管装置並びにX線診断方法とその装置。【効果】X線管熱容量1.0MHU 以上の大容量化において1秒以内のクイックスタートができ、10万スキャン以上の撮影可能となる長寿命化が得られる。
請求項(抜粋):
黒鉛基体上の電子線が照射される面にX線発生金属被覆層を有するX線管用ターゲットにおいて、前記金属被覆層は前記基体側よりレニウム層,タングステン層及びタングステン-レニウム合金層が順次積層した被覆層からなり、該被覆層は10万スキャンに相当する電子線の入射によって加熱され、該加熱によって前記タングステン層にタングステン炭化物層が形成され、該炭化物層が熱歪によって割れが生じる厚さに成長しない程度の温度に保持されるように所望の大きさの前記ターゲットの直径及び所望の厚さの前記金属被覆層を有することを特徴とするX線管用ターゲット。
IPC (2件):
H01J 35/10 ,  H01J 35/20
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-363843
  • 特公平4-080493
  • 特開平2-026317
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