特許
J-GLOBAL ID:200903050432839527

磁気特性に優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314094
公開番号(公開出願番号):特開平9-157745
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 Al含有方向電磁鋼板の高圧下率の冷間圧延に伴う、磁気特性の不安定現象を解消することができ、かつ従来になく優れた磁気特性を具備する方向性電磁鋼板を製造する。【解決手段】 冷間圧延工程の最終冷間圧延の直前に、鋼中に平均粒子径20〜2000Åの微細カーバイドを析出させておく。この最終冷間圧延を複数パスにより、前半部では圧下率30〜75%の範囲で140 °C以下の低温にて、後半部では少なくとも2回の圧下パスを150 〜300 °Cの高温にて、かつ前半部、後半部を合わせた全圧下率80〜95%で行う。
請求項(抜粋):
Al含有方向性電磁鋼スラブを熱間圧延する工程と、この熱間圧延工程後に1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延により最終板厚となす冷間圧延工程と、この冷間圧延工程後に施す脱炭焼鈍工程及び最終仕上焼鈍工程とを有する方向性電磁鋼板の製造方法において、該冷間圧延工程の最終冷間圧延の直前に、鋼中に平均粒子径20〜2000Åの微細カーバイドを析出させておき、この最終冷間圧延を複数パスにより、前半部では圧下率30〜75%の範囲で140 °C以下の低温にて、後半部では少なくとも2回の圧下パスを150 〜300 °Cの高温にて、かつ前半部、後半部を合わせた全圧下率80〜95%で行うことを特徴とする磁気特性に優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16
FI (2件):
C21D 8/12 B ,  H01F 1/16 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-282422
  • 特開昭63-259024

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