特許
J-GLOBAL ID:200903050441291887

電気液圧制御型伝動装置の操作素子における操作圧力の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-196807
公開番号(公開出願番号):特開平5-187533
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 操作すべき操作素子が車両の動作パラメータに依存しないで均等に充填され、しかもその際駆動機関と伝動装置出力側との間の力伝達が実質的に低減されないような、電気液圧制御型車両伝動装置の操作素子における操作圧力の制御方法を提供する。【構成】 切換弁を用いて行われる操作素子の制御によって、無圧力状態から始まって圧力制御弁を介し、時間的に制限されて、変速段の切り換えの際に制御される圧力(pgw)に対してさらに高められた圧力(充填パルスpg)を液圧回路で調整し、当該さらに高められた圧力は予設定された基本値(ps)から出発して伝動装置の動作経過中に制御過程毎に自動的にステップで(圧力適合化pa)、伝動装置の入力回転数または伝動装置に前置接続された駆動機関の回転数(機関回転数nmot)が所定の運動経過を追従するか、または所定の運動経過で応答するようにして、目標値に適合される(pg=ps+pa)。
請求項(抜粋):
変速段の切換中に車両の電気液圧制御型伝動装置の操作素子における操作圧力を制御する方法であって、少なくとも1つの圧力制御弁と、制御装置により制御される切換弁と、操作素子とを有し、前記圧力制御弁は、制御装置を介して動作パラメータに依存して電磁的に操作制御されるものであり、当該圧力制御弁によって圧力媒体が圧力源から液圧回路に供給され、所定の動作パラメータに依存した圧力が液圧回路内で制御され、当該圧力は変速段の切り換えの際に所定の大きさだけ高められ、前記切換弁は操作素子を、圧力制御される液圧回路または圧力溜めに選択的に接続し、ここで切換弁、圧力媒体を弁の下流側に導く管路および操作素子自体は、製造のばらつきに起因するまたは動作パラメータに依存するまたは老化に起因する無視できない可変の充填容積を有しているものであり、所要の調整操作運動を実行するのに必要な、製造のばらつきに起因するまたは動作パラメータに依存するまたは老化に起因する、圧力媒体の操作容積が供給されるものである、電気液圧制御型伝動装置の操作素子における操作圧力の制御方法において、切換弁を用いて行われる操作素子の制御によって、無圧力状態から始まって圧力制御弁を介し、時間的に制限されて、変速段の切り換えの際に制御される圧力(pgw)に対してさらに高められた圧力(充填パルスpg)を液圧回路で調整し、当該さらに高められた圧力は予設定された基本値(ps)から出発して伝動装置の動作経過中に制御過程毎に自動的にステップで(圧力適合化pa)、伝動装置の入力回転数または伝動装置に前置接続された駆動機関の回転数(機関回転数nmot)が所定の運動経過を追従するか、または所定の運動経過で応答するようにして、目標値に適合される(pg=ps+pa)、ことを特徴とする電気液圧制御型伝動装置の操作素子における操作圧力の制御方法。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  B60K 41/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-035157

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