特許
J-GLOBAL ID:200903050441855705

木材用抽出方法およびそれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-330680
公開番号(公開出願番号):特開平9-169980
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】エネルギー効率が良く、抽出時間を短縮するとともに、有効成分の抽出量を増大することのできる木材用抽出方法を提供する。【解決手段】処理槽10内にチップ状もしくは粉体状の木材12を充填したバスケット内槽11を装填し、その上面を押さえ蓋26によって蓋し、その状態で木材中の有効成分を加熱水蒸気により気化させ蒸留抽出を行う方法であって、上記バスケット内槽11装填後、処理槽10内を一定時間真空脱気し、この真空脱気されたバスケット内槽11内に加熱水蒸気を導入して上記チップ状もしくは粉体状の木材12と接触させて蒸留し、上記真空脱気および加熱水蒸気での蒸留の際、チップ状もしくは粉体状の木材12の嵩が減少するのに応じてバスケット内槽11内の押さえ蓋26を追従下降させて上記チップ状もしくは粉体状の木材12を押圧し、上記蒸留により気化された有効成分を加熱水蒸気とともに処理槽10から排出させ、凝縮液化させて有効成分を抽出するようにしている。
請求項(抜粋):
処理槽内にチップ状もしくは粉体状の木材を充填した内槽を装填し、その上面を押さえ蓋によって蓋し、その状態で木材中の有効成分を加熱水蒸気により気化させ蒸留抽出を行う方法であって、上記内槽装填後、処理槽内を一定時間真空脱気し、この真空脱気された内槽内に加熱水蒸気を導入して上記チップ状もしくは粉体状の木材と接触させて蒸留し、上記真空脱気および加熱水蒸気での蒸留の際、チップ状もしくは粉体状の木材の嵩が減少するのに応じて内槽内の押さえ蓋を追従下降させて上記チップ状もしくは粉体状の木材を押圧し、上記蒸留により気化された有効成分を加熱水蒸気とともに処理槽から排出させ、凝縮液化させて有効成分を抽出するようにしたことを特徴とする木材用抽出方法。
IPC (2件):
C10C 5/00 ,  B01D 3/38
FI (2件):
C10C 5/00 ,  B01D 3/38

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