特許
J-GLOBAL ID:200903050443976186

電気化学素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328124
公開番号(公開出願番号):特開平10-170476
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 雰囲気中の酸素濃度を測定する限界電流式酸素センサなどの電気化学素子の製造方法に関し、白金電極膜の耐久信頼性を向上させたものである。【解決手段】 1は酸化イットリウム8モル%とジルコニア92モル%からなるジルコニア焼結板であり、その表面に白金電極膜2a、2bが形成されている。白金電極膜2a、2bは、小量の酸化ビスマス3と微小量の酸化カドミニウム4からなる結合材を白金5に混合しており、厚膜印刷したのち700〜1100°Cで焼成した。白金電極膜は、混合された酸化ビスマス量をBとし酸化カドミニウム量をCとしその混合比をC/Bとすると、1.5wt%≦B≦5wt%でしかも0.1≦C/B≦1なる条件を満足する組成である。材料組成と焼成温度の最適化で、熱膨張係数の相違や材質変化が原因による酸素イオン導電性と密着性の低下が減少し、白金電極膜2a、2bは優れた耐久性を示す。
請求項(抜粋):
酸化イットリウム8モル%とジルコニア92モル%からなる安定化ジルコニア焼結板の表面に、白金に酸化ビスマスと酸化カドミニウムを混合したペースト膜を700〜1100°Cで焼成して得た白金電極膜を少なくとも一対形成し、前記白金電極膜に混合された酸化ビスマス量をBとし、酸化カドミニウム量をCとし、その混合比をC/Bとすると、1.5wt%≦B≦5wt%でしかも0.1≦C/B≦1なる条件を満足する電極膜組成とした電気化学素子の製造方法。
FI (2件):
G01N 27/46 325 K ,  G01N 27/46 325 Z

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