特許
J-GLOBAL ID:200903050444579261

直接噴射方式の火花点火式の内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-523189
公開番号(公開出願番号):特表平11-506815
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】直接噴射方式の火花点火式の内燃機関では、燃料タンクから気化する成分は、内燃機関のすべての燃焼室内に再生弁を用いて燃料を導入することによって戻される。この場合、燃費に有利な層状吸気状態を、内燃機関の燃焼室において維持することはもはや不可能である。本発明による直接噴射方式の火花点火式の内燃機関では、吸気管(14)と、少なくとも2つの燃焼室(5)と、燃焼室(5)毎に少なくとも1つの吸気弁(7)及び少なくとも1つの排気弁(8)と、燃焼室(5)内に直接噴射する燃料噴射弁(9)と、各燃焼室(5)の少なくとも1つの吸気弁(7)に通じる供給導管(16)とが設けられており、該供給導管(16)内を、吸気管(14)から吸い込まれて絞り機構(36)によって制御可能な空気が流れ、該空気に、内燃機関の燃料タンク(25)の燃料蒸発抑制システムから蒸発した燃料が、絞り機構(36)の下流において供給可能であり、供給導管(16)への燃料蒸発抑制システムからの蒸発した燃料の導入が、内燃機関(1)の燃焼室(5)のうちの幾つかにおいてだけ、特にただ1つの燃焼室(6)においてだけ行われるようになっている。本発明による直接噴射方式の火花点火式の内燃機関は、燃料蒸発抑制システムを備えた自動車のために適している。
請求項(抜粋):
直接噴射方式の火花点火式の内燃機関であって、吸気管と、少なくとも2つの燃焼室と、燃焼室毎に少なくとも1つの吸気弁及び少なくとも1つの排気弁と、燃焼室内に直接噴射する燃料噴射弁と、各燃焼室の少なくとも1つの吸気弁に通じる供給導管とが設けられており、該供給導管内を、吸気管から吸い込まれて絞り機構によって制御可能な空気が流れ、該空気に、内燃機関の燃料タンクの燃料蒸発抑制システムから蒸発した燃料が、絞り機構の下流において供給可能である形式のものにおいて、供給導管(16)への燃料蒸発抑制システムからの蒸発した燃料の導入が、内燃機関(1)の燃焼室(5)のうちの幾つかにおいてだけ、特にただ1つの燃焼室(6)においてだけ行われることを特徴とする、直接噴射方式の火花点火式の内燃機関。
IPC (5件):
F02M 25/08 ,  F02D 9/02 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/02 310 ,  F02D 41/08 310
FI (7件):
F02M 25/08 N ,  F02D 9/02 A ,  F02D 41/02 301 J ,  F02D 41/02 310 A ,  F02D 41/08 310 ,  F02M 25/08 P ,  F02M 25/08 S

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