特許
J-GLOBAL ID:200903050445092005

データ記録再生装置及び同装置におけるファーストシーク制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-240273
公開番号(公開出願番号):特開平9-091901
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】ファーストシーク時にサーボデータが正しく読めない場合でも、ヘッドがデータゾーンに移動したことを検出してヘッドの暴走を防止する。【解決手段】起動時には、VCM(ボイスコイルモータ)に電流を流すことで、ヘッドをディスクのCSSゾーンから脱出させてデータゾーンに移動させるためのファーストシークを開始し(ステップS1)、このファーストシーク開始に応じてヘッドからサーボデータが得られた場合には、当該サーボデータに応じてシーク・位置決め制御を開始し(ステップS2,S3)、サーボデータが得られない場合にはVCMの加速により生じる逆起電力のために変化するVCM15のコイル両端の電圧をもとに、ヘッドが暴走しているか否かを判断し(ステップS2,S4)、暴走していると判断した場合にはVCMを停止させてファーストシークを中止する(ステップS5,S6)。
請求項(抜粋):
サーボデータが記録されたデータゾーン及びデータの記録再生を行うためのヘッドを非動作状態のときに位置させておくためのサーボデータの記録されていない特定ゾーンが確保されたディスクと、前記ヘッドをボイスコイルモータの駆動により前記ディスクの半径方向に移動させるヘッド移動手段とを備え、前記ディスクに記録されたサーボデータに基づいて、前記ヘッドを前記ディスク上の指定位置にシーク・位置決め制御するデータ記録再生装置において、起動時には、前記ヘッドを前記ヘッド移動手段により前記特定ゾーンから脱出させて前記データゾーンに移動させるためのファーストシークを行うファーストシーク手段と、このファーストシーク手段によるファーストシーク開始に応じて前記ヘッドからサーボデータが得られた場合に、当該サーボデータに応じてシーク・位置決め制御を開始するシーク制御手段と、前記ボイスコイルモータの逆起電力を監視する逆起電力監視手段と、前記ファーストシーク手段によるファーストシーク開始後に前記ヘッドからサーボデータが得られない場合、前記逆起電力監視手段の監視結果をもとに、前記ファーストシーク手段によるファーストシークを中止させるファーストシーク制御手段とを具備することを特徴とするデータ記録再生装置。
IPC (2件):
G11B 21/08 ,  G11B 21/02 630
FI (3件):
G11B 21/08 Y ,  G11B 21/08 E ,  G11B 21/02 630 J

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