特許
J-GLOBAL ID:200903050445698850

流動層ガス化及び熔融燃焼方法並びに装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-022000
公開番号(公開出願番号):特開平7-332614
出願日: 1995年02月09日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 廃棄物や石炭等の可燃物をガス化し、自己熱量により灰分が熔融可能な多量の可燃分を含む生成ガスを発生させ、熔融燃焼させる方法及び装置。【構成】 流動層炉2の水平断面が円形にされ、炉内中央部に流動媒体が沈降拡散する移動層9、炉内周辺部に流動媒体が上昇する流動層10が形成され、流動媒体が、流動層10の上部から移動層の上部へ転向され、両層を循環するようにされる。可燃物11が移動層の上部へ投入され、流動媒体と共に循環する間に可燃ガスにガス化される。流動層炉2へ供給される空気量が理論空気量の30%以下とされ、流動層の温度が450〜650°Cにされ、生成ガスが多量の可燃分を含むようにされる。流動層炉2で発生された可燃ガスと微粒子が熔融燃焼炉に供給され、高温燃焼されて、灰が熔融される。
請求項(抜粋):
可燃物が流動層炉において可燃ガスにガス化される方法において、流動層炉の水平断面がほぼ円形にされ、流動層炉へ供給される流動化ガスが、炉底中央部付近から炉内へ上向き流として供給される中央流動化ガス、及び炉底周辺部から炉内へ上向き流として供給される周辺流動化ガスから成り、中央流動化ガスの質量速度が、周辺流動化ガスの質量速度より小にされ、炉内周辺部上方における流動化ガスの上向き流が炉の中央部へ向うように傾斜壁により転向され、それによって、炉の中央部に流動媒体が沈降拡散する移動層が形成されると共に、炉内周辺部に流動媒体が活発に流動化している流動層が形成され、炉内へ供給される可燃物が、移動層の下部から流動層へ及び流動層頂部から移動層へ、流動媒体と共に循環する間に可燃ガスにガス化され、中央流動化ガスの酸素含有量が、周辺流動化ガスの酸素含有量以下であることを特徴とする方法。
IPC (5件):
F23C 11/02 311 ,  F23C 11/02 ZAB ,  F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/46 ZAB ,  F23J 1/00 ZAB

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