特許
J-GLOBAL ID:200903050446229527

車輪用軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-268261
公開番号(公開出願番号):特開2002-155962
出願日: 2001年09月05日
公開日(公表日): 2002年05月31日
要約:
【要約】【課題】 自動車の車輪回りに生じる厳しい温度環境下において、着磁エンコーダが耐えることができ、回転検出精度の維持が確保できる車輪用軸受を提供する。【解決手段】 内方部材1と外方部材2の間にシール装置5を設ける。内方部材1および外方部材2のうちの回転側の部材に、磁極が交互に形成された弾性部材14を有する着磁エンコーダ20を設ける。着磁エンコーダ20はシール装置5を構成するものとする。着磁エンコーダ20は、所定の冷熱耐久試験条件下において、ピッチ相互差および磁束密度について、初期の磁気特性を保持するものとする。
請求項(抜粋):
内方部材および外方部材と、これら内外の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部材間の端部環状空間を密封するシール装置と、上記内方部材および外方部材のうちの回転側の部材に嵌合され、かつ磁性体粉が混入された弾性部材が加硫接着され、この弾性部材に回転側の部材の周方向に沿って交互の磁極が形成された着磁エンコーダとからなる車輪用軸受において、上記着磁エンコーダが、次の冷熱耐久試験条件下において、下記の各磁気特性を保持していることを特徴とする車輪用軸受。冷熱耐久試験条件は、120°Cを1時間維持する加熱状態と、-40°Cを1時間維持する冷却状態とでなる加熱・冷却のサイクルを、1000サイクル繰り返すことである。磁気特性は、前記着磁エンコーダの磁力をエアギャップ2.0mmの位置で測定した場合に、・ピッチ相互差:±2パーセント以下、・磁束密度:±3mT以上、である。
IPC (6件):
F16C 41/00 ,  B60B 35/18 ,  F16C 33/78 ,  F16C 33/80 ,  G01P 3/487 ,  G01D 5/245
FI (6件):
F16C 41/00 ,  B60B 35/18 Z ,  F16C 33/78 Z ,  F16C 33/80 ,  G01P 3/487 F ,  G01D 5/245 X
Fターム (17件):
2F077AA41 ,  2F077AA42 ,  2F077AA49 ,  2F077NN04 ,  2F077NN18 ,  2F077VV02 ,  2F077VV03 ,  2F077VV09 ,  2F077VV11 ,  2F077VV13 ,  2F077VV21 ,  2F077VV31 ,  2F077VV33 ,  3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB03 ,  3J016BB17
引用特許:
審査官引用 (2件)

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