特許
J-GLOBAL ID:200903050452216100
機能性粒体保持構造体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-269312
公開番号(公開出願番号):特開平6-091156
出願日: 1992年09月12日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 殺菌剤、消臭剤、水質浄化剤、反応触媒等の機能性物質を有する粒体16を、散逸することなく均一に分散した状態のまま保持し、その有する機能が十分に発揮し得るようにする。【構成】 表面層11と裏面層13に挟まれており、繊維14によって構成され、流体の透過し得る中間層12の周囲が繊維14に囲まれた空隙15に機能性粒体16を封じ込んで保持する。機能性粒体16は、流体の透過し得る中間層12の空隙15に封じ込まれているので、透過する流体に押し流されることなく、個々に分かれて均一に分散した状態で保持され、流体との接触面積も大きく、流体に接しても凝集塊になり難く、流体に反応して所要の機能を発揮する。また、機能性粒体16は、それが脆弱で崩壊し易いものであっても粒体としての形態が維持され、流失したり散逸することなく、使用後流体から回収し易く、その回収に濾過装置を必要としない。
請求項(抜粋):
(1) 表面層11と中間層12と裏面層13との三層構造を成し、(2) その中間層12が表面層11と裏面層13に接合された繊維14によって構成されており、(3) その繊維14に周囲が囲まれており、表面層11から裏面層13に至る中間層12の厚み方向に続く空隙15が、表面層11と中間層12と裏面層13の各層が連続する方向に連続して形成されており、(4) その空隙15の周囲を囲み、連続形成されて隣り合う空隙15と空隙15の間を仕切る繊維14と繊維14の間に、通気可能な隙間があり、中間層12の厚み方向に直交する方向が通気性を有し、(5) 空隙15には、殺菌、消臭、防炎、吸湿、吸振、放香、防虫、害虫忌避、遠赤外線放射、水質浄化、空気浄化、ガス吸着、イオン交換、医薬品、肥料、反応触媒等の機能性物質を有する粒体16が嵌め込まれており、(6) 表面層11と裏面層13によって粒体16が空隙15の中に封じ込められていることを特徴とする機能性粒体保持構造体。
IPC (9件):
B01J 8/02
, A01N 25/34
, A47L 13/00
, A61F 13/00
, B01J 35/02
, B01J 47/02
, B32B 1/00
, C09K 3/00 104
, D06N 7/00
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