特許
J-GLOBAL ID:200903050460350606

鉄道車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-165420
公開番号(公開出願番号):特開平10-338123
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 制御部に故障が発生しても電車の運行を阻害せず、しかも安全性を損なわないブレーキ装置を提供する。【解決手段】 電車の力行中や惰行中において、ブレーキ受量器1の制御部11に故障が発生した場合、通常の出力部13とは別に設けられている定電流出力部15によってブレーキ指令圧信号を維持することにより、ブレーキ緩め状態を維持し、その後常用ブレーキ指令が出されたとき定電流出力部15の出力をオフにして非常ブレーキをかける構成とする。
請求項(抜粋):
非常ブレーキ指令圧を受けるとともに、連通、遮断及び排出の各切換位置に切換制御され、この非常ブレーキ指令圧を所望のブレーキ指令圧として出力する電磁制御弁と、常用ブレーキ指令又は非常ブレーキ指令を受けるとともに、前記電磁制御弁を切換駆動するためのブレーキ指令圧信号を出力するブレーキ受量部とを有し、前記ブレーキ受量部は、前記ブレーキ指令圧信号を電磁制御弁に出力する出力部と、常用ブレーキ指令に基づいて前記出力部を制御するブレーキ指令圧制御信号を出力する制御部と、この制御部又は前記出力部の故障を検出して、前記出力部を遮断する故障検出接点とを有するものであり、前記電磁制御弁は、消磁状態で非常ブレーキ圧力をそのまま出力する連通位置となるものである鉄道車両用ブレーキ装置において、前記ブレーキ受量部に、前記出力部とは独立して作動可能に設けられ、前記電磁制御弁を排出位置に付勢する補償出力部と、常用ブレーキ指令が付与されていないブレーキ緩め状態であることを判断する検知手段と、前記検知手段の作動を受けて、前記補償出力部を前記電磁制御弁に接続する切換手段とを備えたことを特徴とする鉄道車両用ブレーキ装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-230397   出願人:株式会社ナブコ, 財団法人鉄道総合技術研究所
  • 特開昭56-074701
審査官引用 (2件)
  • ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-230397   出願人:株式会社ナブコ, 財団法人鉄道総合技術研究所
  • 特開昭56-074701

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