特許
J-GLOBAL ID:200903050465834601

地絡事故検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-135253
公開番号(公開出願番号):特開平8-331752
出願日: 1995年06月01日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】量子化されたデジタルフィルタ出力をそのまま利用して地絡事故検出とその方向を把握する完全なデジタル処理による地絡事故検出方法を提供する。【構成】デジタル演算時のサンプリング折り返し誤差を除去するアンチエイリアシングフィルタと零相電圧及び零相電流に含まれる商用周波数以外の周波数成分を除去するバンドパスデジタルフィルタを有し、当該デジタルフィルタの出力信号に基づいて商用周波数1/2サイクルを1単位として零相電圧と零相電流の実効値演算と予め設定された地絡事故検出基準値との大小比較を行うと共に零相電圧に対する零相電流の位相角が予め設定された事故検出動作位相角範囲であるかの判定を行い、両者が設定された値以上と範囲内である場合、その単位は地絡事故検出条件が成立したとして、成立した単位の数を条件成立カウンタでカウントし、その数が予め設定された値と等しくなった時点を地絡事故検出とする地絡事故検出方法。
請求項(抜粋):
非接地式配電系統の零相電圧と零相電流について、その大きさと位相差を求め零相電圧と電流が設定値以上でかつ位相差が設定範囲内の状態が設定時間以上継続した場合に、地絡事故の発生を検出し、かつ事故の発生方向を把握する地絡事故検出方法において、デジタル演算時のサンプリング折り返し誤差を除去するアンチエイリアシングフィルタと零相電圧および零相電流に含まれる商用周波数以外の周波数成分を除去するバンドパスデジタルフィルタを有し、当該デジタルフィルタの出力信号に基づいて商用周波数1/2サイクルを1単位として零相電圧と零相電流の実効値演算と予め設定された地絡事故検出基準値との大小比較を行うとともに零相電圧に対する零相電流の位相角が予め設定された事故検出動作位相角範囲であるかの判定を行い、前記大小比較結果と位相角範囲が設定された値以上と範囲内である場合、その単位は地絡事故検出条件が成立したとして、成立した単位の数を条件成立カウンタでカウントし、その数が予め設定された値と等しくなった時点を地絡事故検出とすることを特徴とする地絡事故検出方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-340319
  • 特開平3-245718
  • 特開平4-236116
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