特許
J-GLOBAL ID:200903050483309662

拡声通話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-164642
公開番号(公開出願番号):特開平8-335977
出願日: 1995年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 エコーキャンセラ及びエコーサプレッサを備えた拡声通話装置であって,比較的簡単で安価な構成により,双方向同時通話性が高く,ハウリングが抑制された良好な拡声通話が行え,又ハンドセット通話においても良好な通話が行える拡声通話装置を提供すること。【構成】 減衰制御器22の命令により,結合量測定部23が送話信号経路9と,受話信号経路15とへ結合量を測定するための信号(例えば白色雑音)を出力し,この信号の受話側と送話側との検出レベル差に基づいて音響結合量,回線結合量を算出し,この算出結果に基づいて減衰制御器22が送話信号可変減衰器13の減衰量と,受話信号可変減衰器19の減衰量との和を設定し,ハウリング検出器41と減衰制御器22によってハウリングの抑制を行う。
請求項(抜粋):
マイクロフォンから入力された送話信号を送話信号経路を経て回線部へ伝えると共に,上記回線部から出力された受話信号を受話信号経路を経てスピーカーに出力する拡声通話装置であって,前記スピーカーから前記マイクロフォンへの音響エコー信号をキャンセルするためのフィルターを有する音響エコーキャンセル回路及び/又は前記受話信号経路から前記回線部へ出力されて前記送話信号経路へと回り込む回線エコー信号をキャンセルするためのフィルターを有する回線エコーキャンセル回路と,前記マイクロフォンから前記送話信号経路へ入力された送話信号を減衰させる送話信号可変減衰器と,前記回線部から前記受話信号経路へ入力された受話信号を減衰させる受話信号可変減衰器と,前記送話信号可変減衰器と前記受話信号可変減衰器とを所定の相補的関係を維持させつつ制御する制御手段とを備えた拡声通話装置において,所定の疑似的な信号に用いて得られる前記送話信号経路から前記回線部を経て前記受話信号経路に至る回線結合量を測定する回線結合量測定手段と,所定の疑似的な信号を用いて得られる前記スピーカーから前記マイクロフォンに至る音響結合量を測定する音響結合量測定手段と,前記回線結合量測定手段の測定出力と前記音響結合量測定手段の測定出力とに基づいて,前記送話信号可変減衰器の減衰量と前記受話信号可変減衰器の減衰量との和を設定し,該設定量を通話が開始されていない時点で前記制御手段に送るゲイン設定手段とを備えたことを特徴とする拡声通話装置。
IPC (2件):
H04M 1/60 ,  H04B 3/20
FI (2件):
H04M 1/60 D ,  H04B 3/20
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-026168
  • 特開昭63-257361
  • 特開昭61-172471
全件表示

前のページに戻る