特許
J-GLOBAL ID:200903050483464722

パワープラントの支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-203896
公開番号(公開出願番号):特開2002-019474
出願日: 2000年07月05日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】本発明は、衝突時における衝撃エネルギーの吸収性能の向上が図れるパワープラントの支持構造を提供する。【解決手段】本発明のパワープラントの支持構造は、パワープラント5のトランスミッション7をサイドフレーム1bに支持させるマウント部材8bの取付座10を、ボルト止めのボルト12が挿通する締結用孔18と、該孔と隣接する前方の地点のボルト抜出用孔19と、該孔の開口直上を前後方向から斜めに遮るガイド壁22とを有して構成し、オフセット前面衝突時、所定値以上の衝撃荷重が加わると、ボルト12が締結用孔18からボルト抜出用孔19へスライド、ガイド壁22で上側から押されて、ボルト抜出用孔19から抜け出るようにして、今までトランスミッション7の影響で変形しにくい車体部分まで十分に変形させて、衝撃エネルギーの吸収が行われるようにした。
請求項(抜粋):
ベース部および荷重支え部を有したマウント部材が、車体前部のエンジンルームの車幅方向側部に配置され、該マウント部材のベース部が、エンジン,トランスミッションを含むパワープラントおよび車体側のうちの一方にボルト止めされ、荷重支え部が他方に支持させてなるパワープラントの支持構造であって、前記マウント部材のベース部は、前記ボルト止めされるボルトが挿通する締結用の第1通孔と、前記第1通孔と連通しかつ該第1通孔と隣接する地点に形成され、ボルト端部が抜出可能な大きさの開口を有するボルト抜出用の第2通孔と、前記第2通孔の開口の直上を斜めに遮るように形成されたガイド壁とを有し、前記車体の前方向からの衝突時、所定値以上の衝撃荷重が加わると、ボルト止めしていたボルトが第1通孔から第2通孔へスライドされるとともにボルト端部が前記ガイド壁で押されて、第2通孔から抜け出る構成としてあることを特徴とするパワープラントの支持構造。
Fターム (3件):
3D035CA08 ,  3D035CA19 ,  3D035CA26
引用特許:
出願人引用 (5件)
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