特許
J-GLOBAL ID:200903050494182389

自動電算卸売競売システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336375
公開番号(公開出願番号):特開平9-171531
出願日: 1993年08月13日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 先物取引による自動電算競売システムを開発し、生鮮・生命商品卸売取引の合理化による改革を図り、物流の産地-消費地間の直送単純化を図る。【解決手段】 出荷者は、各品目毎に出荷予定日、銘柄、基準価格等の規格明細を端末機からホスト電算機に送信する。ホスト電算機は、規格毎に個別情報を集合して、基準価格帯別、出荷予定の日別に類別した上で、同一品目、規格、同一着荷日別に、各銘柄を集合した集団に分類抽出し、品目毎の適量化集成を行う。購入者側は必要な情報を端末機により採り入れ、同一品目、規格、着荷日の銘柄群毎に、銘柄の選択指定と基準価格に対する必需率、購入希望数量をホスト電算機に送信する。入札締切り後に、一定の優先順位に基づく自動電算処理を行い、各品目毎に落札者、落札価格、落札数量を決定する。
請求項(抜粋):
生鮮商品、生命商品の卸売取引において、出荷者は、各品目毎に出荷予定日、銘柄、品質(又は等級)、一梱入数(又は容量)、並びに階層ランクに対応する基準価格を含む規格明細を列記したものを端末機からシステムホストの電算機に送信する手段と、上記システムホストの電算機は、上記端末機側から送られてくる規格毎に細分化された個別情報を集合して、多段階に階層化した基準価格帯別、出荷予定の日別に類別した上で、同一品目、規格、同一着荷日別に、各銘柄を集合した集団に分類抽出する電算処理をし、通信による自動電算競売での価格形成に適する品目毎の適量化集成を行う手段と、購入者側は、上記システムホスト側で示される上記情報の中から必要な情報を端末機に採り入れ、同一品目、規格、着荷日の銘柄群毎に、銘柄の選択指定と基準価格に対する必需率、並びに購入希望数量を上記システムホストの電算機に送信する手段と、購入申し込みの入札締切り後に、上記システムホストの電算機により、上記必需率を考慮した入札価格の高値順、数量大口順、先着順等の一定の優先順位の規定による自動電算処理を行い、各品目毎に落札者、落札価格、落札数量を決定し、その決定結果を出荷者側及び購入申し込み者側からの通信アクセスに応じて通知する手段とを具備し、購入者側の現品観察による評価を省いて、先物の通信入札による自動電算競売を行うことを特徴とする自動電算卸売競売システム。

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