特許
J-GLOBAL ID:200903050498299205
1-ベンゼンスルホニル-1,3-ジヒドロ-2H-ベンズイミダゾール-2-オン誘導体
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-199080
公開番号(公開出願番号):特開平7-215947
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】特に中枢および抹消神経系、心臓血管系、腎部および胃部の愁訴を治療するために有用であり、また人間(男性)および動物の性的行動障害を治療するために有用な化合物を提供する。【構成】下記式(I)〔式中、R1及びR2は水素、ハロゲン、ヒドロキシルなど、R3はアルキル、R4,R4で置換されたアルキレンなど、R4はNR16R17、シクロアルキルなど、R5及びR6は水素、ハロゲン、アルキルなど、mは1〜4を示す〕で表される化合物及びその塩、並びにその製造方法及びこれを含有する薬剤組成物。
請求項(抜粋):
下記化1の式(I)で表される化合物およびその塩。【化1】ただし、上記式(I)において、・R1およびR2は夫々独立に、水素;ハロゲン;ヒドロキシル;ω-ハロゲノ(C1-C7)アルコキシ;(C1-C7)アルキル;トリフルオロメチル;(C1-C7)アルコキシ;ポリハロゲノ(C1-C7)アルコキシ;ω-ヒドロキシ(C2-C7)アルコキシ;ω-メトキシ(C2-C7)アルコキシ;アミノ基が遊離であるか、或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているω-アミノ(C2-C7)アルコキシ;(C3-C7)シクロアルコキシ;(C3-C7)シクロアルキルメトキシ;フェノキシ;ベンジルオキシ;(C1-C7)アルキルチオ;フェニルチオ;ニトロ;遊離であるか、或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているアミノ;シアノ;(C1-C7)アルキルカルボニル;ホルミル;ベンゾイル;ホルミルオキシ;(C1-C7)アルキルカルボニルオキシ;ベンゾイルオキシ;(C1-C7)アルキルスルホンアミド;フェニルスルホンアミド;ベンジルスルホンアミド;(C1-C7)アルキルカルボニルアミノ;(C1-C7)アルコキシカルボニルアミノ;非置換であるか、或いはフェニル、ベンジル、1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているウレイド;または、非置換であるか、或いはフェニル、ベンジル、1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているチオウレイドであり、・R3は、後述するR4;(C1-C8)アルキル;R4で置換されている(C1-C8)アルキレン;(C1-C4)アルコキシで置換されている(C1-C8)アルキレン;インダニル;ヘキサヒドロインダニル;アダマンチル;ノルアダマンチル;ノルボルニル;または、ジ(C1-C7)アルキルアミノ、カルボキシル、(C1-C4)アルコキシカルボニル、ヒドロキシル、テトラヒドロピラン-2-イルオキシ、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルコキシ若しくはフェニル(C1-C2)アルコキシ(C1-C4)アルコキシで置換されているシクロヘキシルであり、・R4は、NR16R17基(R16およびR17は後述の通り);非置換であるか、或いは(C1-C4)アルキル若しくは(C1-C4)アルコキシで一置換、二置換若しくは三置換されている(C3-C7)シクロアルキル;後述のAr基;フリル;チエニル;ピロリル;トリアゾリル;テトラゾリル;ピリジル;ピリジルN-オキシド;ピリミジニル;ピラゾリル;ピラジニル;テトラヒドロピラン-4-イル;1位がR18で置換されているアゼチジン-3-イル(R18は後述の通り);1位がR18で置換されているか、或いは1位が1若しくは2の(C1-C7)アルキルおよび/または1若しくは2のベンジルで二置換されている4-ピペリジル;ピロリジニル;パーヒドロアゼピニル;またはモルホリニルであり、・R5およびR6は夫々独立に、水素;ハロゲン;(C1-C7)アルキル;トリフルオロメチル;シアノ;ニトロ;ヒドロキシルアミノ;カルボキシル;非置換であるか、或いは1位が(C1-C7)アルキルで置換され、および/または3位が1若しくは2の(C1-C7)アルキル、フェニル若しくはベンジルで置換され、および/または2位がシアノで置換されたグアニジノ;-OR7基(R7は後述の通り);-SR7基;(C1-C7)アルキルカルボニル;ホルミル;ベンゾイル;(C1-C7)アルコキシカルボニル;フェノキシカルボニル;ベンジルオキシカルボニル;-CONR19R20基(R19およびR20は後述の通り);-CSNR11R27基(R11およびR27は後述の通り);-SO2-NR21R22基(R21およびR22は後述の通り);(C1-C7)アルキルスルホンアミド;ベンジルスルホンアミド;-NHSO2-Ar基;-NR8R9基(R8およびR9は後述の通り);-CO-NH-CR10R23-CO-R12基(R10、R23およびR12は後述の通り);または、-CH2NR8R9基であり、・R7は、水素;(C1-C7)アルキル;フェニル;ベンジル;(C3-C7)シクロアルキル;(C2-C7)アルケニル;ω-ハロゲノ(C2-C7)アルキル;ポリハロゲノ(C1-C7)アルキル;ω-ヒドロキシ(C2-C7)アルキル;(C1-C7)アルキルカルボニル;ホルミル;ベンゾイル;ω-カルボキシ(C1-C7)アルキル;ω-(C1-C7)アルコキシカルボニル(C1-C7)アルキル;ω-ベンジルオキシカルボニル(C1-C7)アルキル;アミノ基が遊離であるか、或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているか、或いはアンモニウムイオンの形であるω-アミノ(C2-C7)アルキル;または、カルバモイルが遊離であるか、或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているω-カルバモイル(C1-C7)アルキルであり、・R8およびR9は夫々独立に、水素;(C1-C7)アルキル;または、-CH2-Ar基であり、R9は又、Ar;(C3-C8)アルケニル;(C1-C7)アルキルカルボニル;ホルミル;(C1-C7)アルキルチオカルボニル;(C3-C7)シクロアルキルカルボニル;(C3-C7)シクロアルキルチオカルボニル;アミノ基が遊離であるか、或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているω-アミノ(C2-C7)アルキルカルボニル;ω-ヒドロキシ(C1-C7)アルキルカルボニル;ω-ベンジルオキシ(C1-C7)アルキルカルボニル;ピリジルカルボニル;メチルピリジルカルボニル;チエニルカルボニル;-CO-Ar基;-CO-CH2-Ar基;(C1-C7)アルコキシカルボニル;フェノキシカルボニル;フェノキシチオカルボニル;ベンジルオキシカルボニル;-CO-CR10R23-NR11R27基(R10,R23,R11およびR27は後述の通り);-CR10R23COR12基(R12は後述の通り);-(CH2)tCOR12基;-CO(CH2)uCOR12基;-CONR14R24基(R14およびR24は後述の通り);-CSNR14R24基;または、ピラゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびチアゾリルから選択されるヘテロ環基であってもよく、・或いは、R8およびR9は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、ヒダントイン、N-メチルヒダントイン、またはモルホリン-4-イル、ピロール-1-イル、Δ3-ピロリン-1-イル、ピロリジン-1-イル、イソインドリン-2-イルから選択されるヘテロ環基を形成し(ここで、ベンゼン環は非置換であるか、或いはハロゲン、(C1-C7)アルキル、トリフルオロメチル若しくはメトキシで置換される)、・R10およびR23は夫々独立に、水素;(C1-C7)アルキル;またはベンジルであり、・或いは、R10およびR23は、これらが結合している炭素原子と一緒になって(C3-C7)シクロアルキルを形成し、・R11およびR27は夫々独立に、水素;または(C1-C7)アルキルであり、・R12は、ヒドロキシル;(C1-C7)アルコキシ;または、遊離であるか、或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているアミノであり、・R14およびR24は夫々独立に、水素;または(C1-C7)アルキルであり、R24は又、R15で置換された(C1-C7)アルキル(R15は後述の通り);Ar基;(C3-C7)シクロアルキル;またはアダマンチルであってもよく、・或いは、R14およびR24は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジン、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、およびパーヒドロアゼピンから選択されるヘテロ環(該ヘテロ環は非置換であるか、或いは1以上のメチル基、フェニル、または遊離もしくは保護基を有するアミノ基で置換されている)を形成し、・R15は、Ar基;ピリジル;ヒドロキシル;(C1-C7)アルコキシ;-NR11R27基;カルボキシル;または(C1-C7)アルコキシカルボニルであり、・R16およびR17は夫々独立に、水素;または(C1-C7)アルキルであり、・或いは、R16およびR17は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、モルホリン、チオモルホリン、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、4位がR18で置換されたピペラジン(R18は後述の通り)、およびパーヒドロアゼピンから選択されるヘテロ環を形成し、・R18は、水素;(C1-C7)アルキル;フェニル;ベンジル;(C1-C7)アルキルカルボニル;ホルミル;ベンゾイル;(C1-C7)アルコキシカルボニル;フェノキシカルボニル;または、遊離であるか或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されているカルバモイルであり、・R19およびR20は夫々独立に、水素;または(C1-C8)アルキルであり、R20は又、非置換であるか或いは(C1-C4)アルキルで置換された(C3-C7)シクロアルキル;Ar基;ピリジル;メチルピリジル;1位がR18で置換された4-ピペリジル;1-ピペリジル;ピロリジン-1-イル;モルホリン-4-イル;チアゾール-2-イル;インダニル;アダマンチル;1以上のハロゲン若しくはR26で置換された(C1-C7)アルキルであってもよく(R26は後述の通り)、・或いは、R19およびR20は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロ環基R25を形成し(R25は後述の通り)、・R21およびR22は夫々独立に、水素;または(C1-C7)アルキルであり、・或いは、R21およびR22は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、ヘテロ環基R25を形成し、・R25(R25は次記の通り)は、モルホリン-4-イル;チオモルホリン-4-イル;非置換であるか、或いは3位が-NR11R27基、(C1-C7)アルキル、フェニル、ベンジル若しくは(C1-C7)アルキルカルボニルで置換されているアゼチジン-1-イル;パーヒドロアゼピン-1-イル;非置換であるか、或いは4位が(C1-C7)アルキル、フェニル、ベンジル、(C1-C7)アルキルカルボニル、(C1-C7)アルコキシカルボニル若しくはベンジルオキシカルボニルで置換されているピペラジン-1-イル;非置換であるか、或いは4位が(C1-C7)アルキル、フェニル、ベンジル、(C1-C7)アルキルカルボニル若しくは-NR11R27基で置換されている1-ピペリジル;または、非置換であるか、或いは(C1-C7)アルキル、フェニル、ベンジル、(C1-C7)アルキルカルボニル、ヒドロキシメチル、カルボキシル、(C1-C7)アルコキシカルボニル若しくはカルバモイル[非置換であるか、或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されたもの]で置換されているピロリジン-1-イルであり、・R26は、ヒドロキシル;(C1-C7)アルコキシ;シアノ;カルボキシル;(C1-C7)アルコキシカルボニル;ベンジルオキシカルボニル;-NR11R27基;遊離であるか、或いは1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されたカルバモイル;ピロリジン-1-イルカルボニル;ピペリジン-1-イルカルボニル(piperid-1-ylcarbonyl);パーヒドロアゼピン-1-イルカルボニル;Ar基;(C3-C7)シクロアルキル;アダマンチル;または、ピリジル、メチルピリジル、フラニル、テトラヒドロフラニル、チエニル、メチルチエニル、ピロリジン-1-イル、ピペリジン-1-イルおよびパーヒドロアゼピン-1-イルから選択されるヘテロ環基であり、・Arは、非置換であるか或いはハロゲン原子、(C1-C7)アルキル、トリフルオロメチル、ヒドロキシル、(C1-C7)アルコキシ、カルボキシル、(C1-C7)アルコキシカルボニル、(C1-C7)アルキルカルボニルオキシ、ニトロ、シアノ、アミノ、(C1-C7)アルキルアミノおよびジ(C1-C7)アルキルアミノから選択される置換基で一置換もしくはポリ置換(置換基は同一もしくは異なる)されているフェニルであり、・tは、2〜5の範囲で変化し得る整数であり、・uは、0〜5の範囲で変化し得る整数であり、・mは1であるか、或・・・
IPC (8件):
C07D235/26
, A61K 31/415 AAA
, A61K 31/415 ABN
, A61K 31/445 ACJ
, A61K 31/445 ACV
, C07D401/04 235
, C07D401/12 235
, C07D405/04 235
前のページに戻る