特許

J-GLOBAL ID：200903050499516862

スクラッチ防止研削方法及びその装置

発明者： 山本 彰 ,  石川 勝 ,  平川 智之 ,  伊藤 照夫
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-017603
公開番号（公開出願番号）：特開平5-212431
出願日： 1992年02月03日
公開日（公表日）： 1993年08月24日
要約：

【要約】【構成】 (a)はエアーパージ装置を設置した場所を示し、(b)はエアーパージ装置の形状を示す。従来の研削液ノズル4に加え、エアーパージ装置6を4か所設置することにより、研削屑をほぼ完全に除去できるようになる。エアーパージ装置は、板の進行方向に直角に設置して、研削屑を薄板上から落下させるために、板端に向かってエアーを吹く構造となっている。本発明の装置では、ライン速度を2〜10m/分とするとき、エアーの圧力は、3〜5kgf/cm2 が最適である。【効果】 この結果、研削液を増やさずに研削屑の除去が可能となった。そのため、薄板のスクラッチ発生率が40%から5%以下に大きく減少した。また、研削ライン後段での薄板洗浄セクションの洗浄液の交換頻度が1/4に減少した。

請求項（抜粋）：

薄板製造設備内で、エアパージをしながら薄板を研削し薄板表面のデスケーリング及び表面疵の除去を行なうことを特徴とするスクラッチ防止研削法。

IPC (3件)：

B21B 45/06 ,  B08B 5/00 ,  B24B 7/12