特許
J-GLOBAL ID:200903050503367834

工具ホルダのテーパコーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 門間 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-059544
公開番号(公開出願番号):特開平9-253965
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 弾性変形しやすく、また高速回転時にもバランスがよい工具ホルダのテーパコーンを提供する。【解決手段】 スピンドル36の7/24テーパのテーパ孔36aに親スリーブ11のテーパシャンク13を嵌合させ、親スリーブ11の1/10テーパのテーパ孔部16に、子ホルダ19のホルダ本体20に設けたストレートシャンク部21の外周面に嵌めたテーパコーン1を、内周面に軸方向に緩く傾斜した3本の溝2を周方向に等間隔で形成し、各溝2を小外径端から大外径端まで漸次幅を広く深さを深くして溝底と外周面との間の肉厚を一定にし、締め付け手段25によって親スリーブ11と子ホルダ9とを結合し、テーパコーン1を径方向に弾性変形させて、その内,外周面を前記シャンク部21の外周面、テーパ孔部16の周面に、それぞれ圧着させた。
請求項(抜粋):
工作機械のスピンドルに設けたテーパ角度が大きいテーパ孔に、スリーブ本体のテーパシャンクを密着嵌合させる親スリーブと、前記スリーブ本体先端側に形成したテーパ角度が小さいテーパ孔部に、ホルダ本体のストレートシャンク部外周面に嵌合保持させたテーパコーンを密着嵌合させる子ホルダとを備えた工具ホルダのテーパコーンであって、このテーパコーンは、内周面に、軸方向に対し緩く傾斜した複数本の溝を、周方向に等間隔で形成し、前記各溝を小外径端から大外径端まで漸次幅を広くしかつ深さを深くして、溝底と外周面との間の肉厚を一定にしたことを特徴とする工具ホルダのテーパコーン。

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