特許

J-GLOBAL ID：200903050505629410

逆転防止装置

発明者： 松田 和之 ,  篠原 英二 ,  平野 和雄 ,  金子 京市
出願人/特許権者： ダイワ精工株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-315103
公開番号（公開出願番号）：特開2002-119183
出願日： 2000年10月16日
公開日（公表日）： 2002年04月23日
要約：

【要約】【課題】 駆動軸の逆転速度が異なる場合でも、一方向クラッチの楔作用による逆転止め性能を安定して維持できること。【解決手段】 外輪1の内側に保持器2が装着されて保持器2の筒部2aの周方向に複数個の収容孔2cが形成されて複数個の収容孔2c内に楔作用する棒状転がり部材10とバネ部材11が収容され、保持器2の内周に駆動軸Bが嵌合されて外輪1の内周面には凹部で棒状転がり部材10の自由回転域αと棒状転がり部材10が当接されて回転が阻止される阻止面βが構成されている。阻止面βは大きい楔角度γの内周面1aと小さい楔角度δの内周面1bが交互に形成され、一方の楔角度γは例えば8 ゚〜10 ゚で静トルク用で許容トルク大で、他方の楔角度δは例えば6 ゚〜8 ゚で動トルク用で許容トルク小である。外輪1が固定部となり、駆動軸Bが回転部となる。

請求項（抜粋）：

固定部と回転部との間に設けられて該回転部の一方向の回転を許容し他方向の回転を阻止する複数の転がり部材を収容保持した保持器を有する一方向クラッチからなる逆転防止装置において、前記転がり部材が複数の異なる楔角度からなる楔領域に配設されていることを特徴とする逆転防止装置。

Fターム (2件)：

2B108BF00 ,  2B108BF14