特許
J-GLOBAL ID:200903050512873190

車輌の減衰係数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明石 昌毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201623
公開番号(公開出願番号):特開2001-030728
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 車輌の過渡旋回時の運動性能を車輌の走行状況に応じて適正に向上させる。【解決手段】 車輌の実ヨーレートγfと基準ヨーレートγtとの偏差Δγが演算され(S30、40)、車輌の旋回挙動が判別される(S50〜70)。車輌がオーバステア状態にあるときには前輪側の所定の距離Lf及び仮想のショックアブソーバの減衰係数Cgf、Cfが偏差Δγに応じて増大補正されると共に、後輪側の所定の距離Lr及び仮想のショックアブソーバの減衰係数Cgr、Crが偏差Δγに応じて低減補正される(S80、100)。逆に車輌がアンダステア状態にあるときには前輪側の所定の距離Lf及び仮想のショックアブソーバの減衰係数Cgf、Cfが偏差Δγに応じて低減補正されると共に、後輪側の所定の距離Lr及び仮想のショックアブソーバの減衰係数Cgr、Crが偏差Δγに応じて増大補正される(S90、100)。
請求項(抜粋):
各車輪に対応して減衰係数可変の実際のショックアブソーバが設けられた車輌の減衰係数制御装置にして、車輌の旋回状態を検出する手段と、前記車輌の状態量を検出する手段と、前記車輌の旋回状態に基づきばね上の重心に対しリフトすると推定される側へ前記ばね上より所定の距離車輌横方向に隔置された仮想位置に前記ばね上の仮想の揺動中心を有すると共に前記仮想の揺動中心の周りに作用する第一の仮想のショックアブソーバ及び前記仮想位置にて上下方向に作用する第二の仮想のショックアブソーバを有する車輌モデルと、前記車輌の状態量に応じて前記所定の距離を可変設定する距離設定手段と、少なくとも前記仮想減衰係数及び前記所定の距離に基づき前記実際のショックアブソーバの目標減衰係数を演算する手段と、前記目標減衰係数に基づき前記実際のショックアブソーバの減衰係数を制御する手段とを有することを特徴とする車輌の減衰係数制御装置。
Fターム (17件):
3D001AA02 ,  3D001AA03 ,  3D001AA05 ,  3D001AA06 ,  3D001AA12 ,  3D001BA01 ,  3D001CA01 ,  3D001DA17 ,  3D001EA04 ,  3D001EA08 ,  3D001EA22 ,  3D001EA24 ,  3D001EA36 ,  3D001EA42 ,  3D001EB32 ,  3D001ED02 ,  3D001ED09
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 車両用懸架装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-288809   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両懸架装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-258980   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • サスペンション制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-247292   出願人:トヨタ自動車株式会社
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