特許
J-GLOBAL ID:200903050535104371
ターボチャージャの制御装置および制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
深見 久郎
, 森田 俊雄
, 堀井 豊
, 荒川 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-152058
公開番号(公開出願番号):特開2009-299505
出願日: 2008年06月10日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】過給圧の立ち上がりを通常よりも早める過渡制御の許可領域を適切に設定して、過給圧の過剰増加を抑制しつつ車両の動力性能を向上させる。【解決手段】ECUは、エンジンと変速機とを備えた車両に搭載されるバリアブルノズル式ターボチャージャを制御する。ECUは、目標過給圧Ptrgから実過給圧Pinを減じた値がしきい値を超えている場合(S104にてYES)、自動変速機で形成されている変速ギヤ段に対応する過渡制御許可上限値NE(N)を算出し(S108)、エンジン回転数NEがアイドル回転数よりも高く過渡制御許可上限値NE(N)よりも低いとき(S110にてYES)、ノズルベーンの過渡制御を実行する(S114)。過渡制御許可上限値NE(N)は、各々が対応する変速ギヤ段における過給圧の立ち上がり特性に応じて設定される。【選択図】図7
請求項(抜粋):
エンジンと複数の変速段を有する変速機とを備えた車両に搭載されるターボチャージャの制御装置であって、前記ターボチャージャは、アクチュエータによって開度が調整されるノズルと、前記ノズルによって導かれる前記エンジンの排気によって駆動されるタービンと、前記タービンによって駆動されて前記エンジンの吸気を圧縮するコンプレッサとを有し、
前記制御装置は、
前記複数の変速段にそれぞれ対応するように設定された複数の許可上限値を記憶するための記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の許可上限値のうち、前記変速機で形成されている変速段に対応する許可上限値を選択するための選択手段と、
エンジン回転数が前記選択手段によって選択された許可上限値を上限とする許可領域に含まれるか否かを判断するための判断手段と、
前記吸気の過給圧を変化させる場合、前記判断手段によって前記エンジン回転数が前記許可領域に含まれると判断されたときは判断されないときに比べて、前記吸気の過給圧の変化速度が大きくなるように、前記ノズルの開度を調整する前記アクチュエータを制御するための制御手段とを含む、ターボチャージャの制御装置。
IPC (4件):
F02B 37/24
, F02B 37/12
, F02D 29/00
, F02B 39/16
FI (4件):
F02B37/12 301Q
, F02B37/12 302B
, F02D29/00 C
, F02B39/16 B
Fターム (34件):
3G005EA15
, 3G005FA04
, 3G005FA21
, 3G005GA04
, 3G005GB24
, 3G005GC08
, 3G005GD01
, 3G005GE09
, 3G005JA06
, 3G005JA12
, 3G005JA13
, 3G005JA24
, 3G005JA39
, 3G005JA45
, 3G005JB02
, 3G005JB11
, 3G005JB17
, 3G093AA05
, 3G093AB02
, 3G093BA04
, 3G093BA15
, 3G093CA05
, 3G093CB04
, 3G093DA01
, 3G093DA03
, 3G093DA04
, 3G093DA05
, 3G093DA06
, 3G093DA09
, 3G093DB05
, 3G093DB11
, 3G093EA14
, 3G093EC02
, 3G093FA10
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特開昭63-29026号公報
-
実開昭62-29445号公報
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