特許
J-GLOBAL ID:200903050541368038

電気自動車用空気調和装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-069304
公開番号(公開出願番号):特開平6-255357
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 コンプレッサから流出した冷媒を、冷房運転時において、少なくともメインコンデンサ、サブコンデンサ、膨張弁、エバポレータの順で循環させ、暖房運転時において、メインコンデンサをバイパスして循環させるようにしたシステムを搭載した電気自動車用空気調和装置において、できるだけコンプレッサを停止させないでデミスト性能を確保しつつ省電力化を図り、更には凍結を防止する。【構成】 除湿モードが選択された場合にエバポレータの凍結限界温度に基づいて前記コンプレッサの回転数を決定し、除湿モード以外が選択された場合に目標吹出温度に基づいてコンプレッサの回転数を決定する。また、エバポレータの目標吹出温度と実吹出温度との差、及び、エバポレータの凍結限界温度と実吹出温度との差に応じてコンプレッサを駆動しつづける制御モードを変更する。
請求項(抜粋):
車室の環境因子を検出する環境因子検出手段と、エバポレータの実吹出温度を検出するエバ吹出温度検出手段と、除湿モードに切り換えるモード切換手段と、空調ダクト内にエバポレータと、ミックスドアで通風量が調節されるサブコンデンサを配し、コンプレッサ、メインコンデンサ、前記サブコンデンサ、膨張弁、及び前記エバポレータを少なくともこの順で接続し、暖房運転時には前記コンプレッサから供給される冷媒を前記メインコンデンサをバイパスして循環させる冷暖房サイクルと、前記環境因子検出手段によって検出された環境因子に基づいて車室内に吹き出す空気の目標吹出温度を演算し、前記モード切換手段からの信号に基づいて除湿モードの選択の有無を判定し、除湿モードが選択された場合にエバポレータの凍結限界温度と前記実吹出温度との差に基づいて前記コンプレッサの回転数を決定し、除湿モード以外が選択された場合に前記目標吹出温度に基づいてコンプレッサの回転数を決定する制御手段とを有することを特徴とする電気自動車用空気調和装置の制御装置。
IPC (4件):
B60H 3/00 ,  B60H 1/00 101 ,  B60H 1/22 ,  B60H 1/32 102

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