特許
J-GLOBAL ID:200903050544059419
強化カスケード制御方法によるパルス変調電力増幅器
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
山川 政樹 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-519950
公開番号(公開出願番号):特表2001-503575
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】多変数強化カスケード制御(MECC)を伴うディジタル・スイッチング電力増幅器は、変調器、スイッチング電力ステージおよび低域フィルタを含む。第1の好ましい実施形態においては、スイッチング電力ステージにローカルな強化カスケード制御構造が追加され、低域通過特性およびローカル順方向ブロックB1あるいはB(3、4)を伴う単一ローカル・フィードバック経路A(7)を有することを特徴とする。これによって、システムが非常に改善され、スイッチング電力ステージにおけるエラーへの感受性が非常に低くなる。本発明の第2の好ましい実施形態では制御構造が拡張され、単一フィードバック経路C(8)および順方向経路ブロックDまたはD(1、2)から構成されるグローバル構造をもつ。これによって性能がさらに改善され、負荷の変動およびフィルタ・エラーに対する感受性が非常に低くなる。どちらのMECC実施形態も実施が簡単で安定しており、簡単なローカル(3)順方向経路ブロックまたはグローバル(1)順方向経路ブロックを追加/除去して拡張することが可能であることを特徴とする。本発明の第3の実施形態は制御自己振動パルス変調器であり、第1に変調器としての非ヒステレシス・コンパレータ、第2に、安定した自己振動条件を決定する、前進パスB1およびフィードバック経路A内で実現される高次振動ループを特徴とする。250Wで実施されたMECCディジタル電力増幅器は、音声性能(0.005%ひずみ、115dBダイナミック・レンジ)および効率(92%)の点で素晴らしい性能を実証している。
請求項(抜粋):
パルス変調器と、変調信号を増幅する電力増幅ステージとを備え、前記電力増幅ステージの出力が復調フィルタ内で低域濾波されてアナログ出力を得、それが消費装置に送られる、音声周波数領域用のパルス変調電力増幅器において、 電力増幅ステージの出力から、変調器に先行する1つあるいは複数の前置増幅器ステージに給電する1つあるいは複数のループに、負のフィードバックが導入されることを特徴とするパルス変調電力増幅器。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
特開平4-159803
-
特開昭57-039606
-
特開昭52-022869
前のページに戻る