特許
J-GLOBAL ID:200903050551680420

汚水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-234583
公開番号(公開出願番号):特開平10-076295
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 飲料可能なレベルまでダイオキシン類を除去できるとともに、プロセスおよび装置構成を簡素化できる汚水の処理方法を提供する。【解決手段】 汚水38中のカルシウムやマンガンなどの重金属をカルシウム除去設備32において凝集沈殿分離し、窒素やBOD物質などの有機性汚濁物質を生物処理設備33において生物学的に除去するとともに、微生物などの懸濁質を膜分離装置53により分離する。生物処理水55中のダイオキシンや残存する溶解性有機性汚濁物質をダイオキシン除去設備34において紫外線と高濃度のオゾンとにより分解し、残存するダイオキシンや重金属を活性炭吸着塔63において除去する。
請求項(抜粋):
一般廃棄物埋立処分場や産業廃棄物埋立処分場の浸出水など、有害物質を含んだ汚水の処理方法であって、前記汚水をカルシウム除去設備に導入して、汚水中のカルシウムやマンガンなどの重金属を凝集剤の添加により凝集沈殿させて分離し、前記カルシウムを分離した凝集処理水を、膜分離装置を備えた生物処理設備に導入して、凝集処理水中の窒素やBOD物質などの有機性汚濁物質を微生物により生物学的に除去するとともに、その流出側で膜分離装置により微生物などの懸濁質を分離し、前記有機性汚濁物質や懸濁質を分離除去した生物処理水を紫外線・オゾン併用型ダイオキシン除去設備に導入して、生物処理水中のダイオキシンや残存する溶解性有機性汚濁物質を紫外線と高濃度のオゾンとにより分解し、前記ダイオキシン除去設備から流出する紫外線・オゾン処理水を活性炭吸着塔に導入して、紫外線・オゾン処理水中に残存するダイオキシンや重金属を活性炭により吸着除去し、前記活性炭吸着塔より流出する活性炭処理水をこの系における最終処理水として取り出すことを特徴とする汚水の処理方法。
IPC (3件):
C02F 9/00 501 ,  C02F 9/00 502 ,  C02F 9/00
FI (4件):
C02F 9/00 501 Z ,  C02F 9/00 502 E ,  C02F 9/00 502 H ,  C02F 9/00 502 P
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (7件)
  • 汚水中のダイオキシン類除去方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-253536   出願人:株式会社クボタ
  • 特開昭64-060367
  • 特開昭63-258690
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