特許
J-GLOBAL ID:200903050567299638

非分散型赤外吸収式ガス分析装置及び分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-237000
公開番号(公開出願番号):特開2003-050203
出願日: 2001年08月03日
公開日(公表日): 2003年02月21日
要約:
【要約】【課題】 水分の共存下で、ガス成分(例えばCOとH2 O)の濃度を正確に測定する。【解決手段】 赤外線光源7から試料セル4中の測定ガスに照射され測定対象のCO、H2 Oにそれぞれ対応する定性用光学フィルタ8A、8Bを透過した赤外線量を赤外線センサ8により検出する。H2 O濃度を検出する際は、H2 O定性用光学フィルタ8Bの赤外線透過波長領域の設定により、他のガス成分の干渉影響を受けないようにして、赤外線センサ9の出力からH2 O濃度を検出する(21、22)。CO濃度を検出する際は、赤外線センサ9の出力からH2 Oの干渉分を含むCO濃度を検出し(23)、H2 O濃度に基づいてH2 Oの干渉分を算出し(24)、H2 Oの干渉分を含むCO濃度からH2 Oの干渉分を減算補正して(25)、真のCO濃度を求める。
請求項(抜粋):
赤外線光源から試料セル中の測定ガスに照射され測定ガス中の2つ以上のガス成分にそれぞれ対応する定性用光学フィルタを透過した赤外線量を赤外線センサにより検出し、該赤外線センサの出力に基づいて前記ガス成分の濃度を測定する非分散型赤外吸収式ガス分析装置において、前記測定ガス中に少なくとも第1のガス成分と第2のガス成分とが存在し、前記各定性用光学フィルタの赤外線透過波長領域の設定により、前記第1のガス成分濃度に対応する赤外線センサ出力が前記第2のガス成分濃度に対応する干渉影響を受け、前記第2のガス成分濃度に対応する赤外線センサ出力が他のガス成分濃度による干渉影響を実質的に受けない条件下において、前記第2のガス成分濃度に対応する赤外線センサ出力に基づいて、前記第1のガス成分濃度に対応する赤外線センサ出力への前記第2のガス成分濃度に対応する干渉分を算出する手段と、前記第1のガス成分濃度に対応する赤外線センサ出力を前記第2のガス成分濃度に対応する干渉分により補正する手段とを有し、前記第1のガス成分の濃度を前記第1のガス成分濃度に対応する前記補正後の赤外線センサ出力に基づいて算出することを特徴とする非分散型赤外吸収式ガス分析装置。
Fターム (14件):
2G059AA01 ,  2G059BB01 ,  2G059CC04 ,  2G059CC09 ,  2G059DD12 ,  2G059EE01 ,  2G059EE12 ,  2G059FF10 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ02 ,  2G059JJ24 ,  2G059MM01 ,  2G059NN01

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