特許
J-GLOBAL ID:200903050577908705
プラスチックの熱溶着温度の測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-303129
公開番号(公開出願番号):特開2000-095217
出願日: 1998年09月21日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】プラスチック材料のヒートシール条件の設定は、実際の設備を長時間生産休止させ、大量の資材を用意し多くの人手を掛けて、加熱ブロックの設定温度を順次変更してヒートシールされた試験片の引っ張り試験や観察によって行われている。個々の資材毎の「溶着温度」が容易に測定、確定できれば、ヒートシール条件の設定が簡易化、廉価にできる。【解決手段】微細温度センサーを溶着面に挟み込んで、溶着面温度を直接高速計測して記録する。加熱流を溶融熱量より僅かに大きめになるように加熱制御する。得られた温度データを近似1,2次微分し加熱のバラツキを極小化し、伝熱率の変化を符号化し「溶着温度」を確定する。
請求項(抜粋):
実際の溶着温度を次の方法で確定する(1)溶着面に微細センサーを挟み込み溶着面温度の変化を自動的に高速記憶又は、記録する(2)加熱温度帯において、熱伝導特性の変化の極小な均一な厚さのシート状の素材を被加熱プラスチック表面に密着して、加熱流を制限する(3)時間的に順次、上昇する加熱を行う(4)得られた溶着面上昇温度値を一定時間毎に区切って、各々の時間区画の一つ後のデータから基点のデータの差を求める測定範囲全部について同様の計算を行い溶着面温度の時間変化の近似微分を行い「溶着面温度上昇速度値」を得る(5)「溶着面温度上昇値」を上記と同じ時間区画で、更に差分計算を行い、近似2次微分を行い、溶着面温度の変化をプラス値又は、マイナス値に置き換え、加熱速度のバラツキの影響を極小化して、変曲点の検出感度を数学的に高める(6)近似2次微分結果から、大きくプラス転じた温度を「溶着温度」と仮定する(7)上記で求められた「溶着温度」を中心に±1〜5°Cの加熱温度範囲で圧着加熱を行い、上記で得られた「溶着温度」の補正を行うとともに、溶着面の観察から実用的な「溶着温度」の確定を行う
IPC (5件):
B65B 51/10
, B31B 1/64 321
, G01K 1/14
, G01N 25/04
, G01N 33/44
FI (5件):
B65B 51/10 Y
, B31B 1/64 321
, G01K 1/14 L
, G01N 25/04 A
, G01N 33/44
Fターム (30件):
2F056CL01
, 2G040AB01
, 2G040AB08
, 2G040BA02
, 2G040BA27
, 2G040CA02
, 2G040CB04
, 2G040DA02
, 2G040DA13
, 2G040EA02
, 2G040EB02
, 2G040EC08
, 2G040EC09
, 2G040FA09
, 2G040FA10
, 2G040HA11
, 2G040HA16
, 2G040ZA05
, 3E075AA09
, 3E075BA41
, 3E075DD13
, 3E075DD32
, 3E075FA06
, 3E075FA27
, 3E094AA12
, 3E094CA06
, 3E094FA28
, 3E094GA01
, 3E094HA08
, 3E094HA12
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