特許
J-GLOBAL ID:200903050583427026

連続鋳造スラブの熱間幅圧下圧延時の表面割れ防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138838
公開番号(公開出願番号):特開平8-309404
出願日: 1995年05月15日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 Nb、Al、TiやV等を含有する鋼を連続鋳造によって製造した後、熱間で幅圧下する時に発生する割れ欠陥を回避する連続鋳造方法および幅圧下方法を提供する。【構成】 鋳造時に冷却・復熱を特定の温度域で2回以上繰り返すと共に、1回目の幅圧下率を5%以下とし、2回目以降の幅圧下率を5%以上とすることにより、熱間圧延時の加工性を低下させるγ粒界の炭窒化物を抑制すると共に、温度低下及び歪み速度が速くなるに連れて低下する熱間加工性を改善し、幅圧下時の割れ欠陥を防止する連続鋳造方法および熱間圧延方法。【効果 】 熱間で幅調整圧延した場合に発生する割れ欠陥が防止できることから、直送圧延可能な良鋳片が、経済性を損なわずに得られる。
請求項(抜粋):
Al:0.020〜0.100%、Nb:0.005〜0.100%、V:0.005〜0.150%、Ti:0.005〜0.100%のいずれか1種または2種以上を含有し、N≧20ppmのアルミキルド鋼またはアルミシリコンキルド鋼を弯曲型連続鋳造機でスラブに鋳造し、この鋳片スラブを弯曲型連続鋳造機の最終曲げ矯正以降で、スラブ表面から10mm以内の温度をAr3 -100°C以下の冷却と、1000°C以上1250°C以下に昇温させる冷却・復熱を2回以上繰り返した後、冷却することなく熱間で幅圧下圧延を行う方法において、1回目の幅圧下率を5%以下とし、2回目以降の幅圧下率を5%以上で行うことを特徴とする連続鋳造スラブの熱間幅圧下圧延時の表面割れ防止方法。
IPC (9件):
B21B 1/46 ,  B21B 1/02 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/22 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/00 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (9件):
B21B 1/46 B ,  B21B 1/02 E ,  B22D 11/00 A ,  B22D 11/12 A ,  B22D 11/22 B ,  C21D 8/02 A ,  C21D 9/00 101 A ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/14

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