特許
J-GLOBAL ID:200903050584154902

FM復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 砂子 信夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223655
公開番号(公開出願番号):特開平6-053744
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 ROMの記憶容量が減少でき集積回路化に適したFM復調器を提供する。【構成】 アークタンジェント型のFM復調器において、入力FM信号のタンジェントの絶対値を出力する除算回路7の出力中の上位ビットを受けて上位ビットの値Zuに対応するアークタンジェントの値を出力するROM9と、前記上位ビットを受けて上位ビットの値Zu+1に対応するアークタンジェントの値と上位ビットの値Zuに対応するアークタンジェントの値との差分を出力するROM10と、ROM10からの出力と除算回路7の出力中の下位ビットとを乗算する乗算回路11と、ROM9からの出力と乗算回路11からの出力とを加算する加算回路12とを備え、除算回路7の出力中の下位ビットに基づいてROM9から出力されるアークタンジェントの値と前記上位ビットの値Zu+1に対応するアークタンジェントの値との間を補間し、補間出力に基づいてFM復調出力を得た。
請求項(抜粋):
入力FM信号を受けて互いに直行するFM信号に変換する変換手段と、変換手段から出力された2信号の絶対値をとって大きい方を信号Xとし、小さい方を信号Yとして出力し、かつ前記入力FM信号の符号に基づく情報を示す信号Vを出力する縮小回路と、前記信号XおよびYからX/Yを演算する除算回路と、前記除算回路の出力中の上位ビットを受けて上位ビットの値Zuに対応するアークタンジェントの値を出力する第1記憶手段と、前記除算回路の出力中の上位ビットを受けて上位ビットの値Zu+1に対応するアークタンジェントの値と上位ビットの値Zuに対応するアークタンジェントの値との差分を出力する第2記憶手段と、前記上位ビットの値Zuに対応して前記第1記憶手段から出力されるアークタンジェントの値を前記上位ビットの値Zuに対応して前記第2記憶手段から出力されるアークタンジェントの差分値と前記除算回路の出力中の下位ビットとに基づいて補間したアークタンジェントの値を出力する補間手段と、前記補間手段により補間された出力を前記信号Vに基づいて修正復元する復元回路と、前記復元回路からの出力の差分をとる差分回路とを備えたことを特徴とするFM復調器。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平3-075095
  • 特開平1-276804
  • 特開昭63-088905

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