特許
J-GLOBAL ID:200903050593074458

締め切り工法および締め切り工法用の鋼製構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227466
公開番号(公開出願番号):特開平10-054037
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 鋼矢板を用いることなく,かつ施工性の良好な締め切り工法を提供する。【解決手段】 橋脚11に隣接させた台船上で円弧状の複数のコルゲートシートを円周方向に接続して,まず1段のみのコルゲートパイプ18aを構成し,揚重機でこのコルゲートパイプ18aを吊り上げた状態で,次の1段のコルゲートパイプ18bを構成し,次いで両者18a,18bを接続し,これを繰り返して例えば6段からなる外側コルゲートパイプ18を構成する。外側コルゲートパイプ18の最下段部18fの内面に対向するように例えば1段の内側コルゲートパイプ20を構成し,連結部材21により両者18,20を連結して,部分的二重筒構造体22を構成する。この台船上の部分的二重筒構造体22を下降させ基礎13上に設置し,次いで外側コルゲートパイプ18と内側コルゲートパイプ20との間に水中コンクリートを打設する。コンクリート硬化後,外側コルゲートパイプ18内の水抜きを行う。
請求項(抜粋):
円弧状の複数のコルゲートシートを水平の円周方向および垂直方向に接続して複数段からなる外側コルゲートパイプを構成する工程と,前記外側コルゲートパイプのコルゲートシートより曲率の小さな円弧状の複数のコルゲートシートを,前記外側コルゲートパイプの少なくとも最下段部の内面に対向するように円周方向にまたは円周方向および垂直方向に接続して1段または前記外側コルゲートパイプより背の低い複数段の内側コルゲートパイプを構成するとともに,この内側コルゲートパイプと前記外側コルゲートパイプとを連結部材により連結して,部分的二重筒構造体を構成する工程と,前記部分的二重筒構造体を下降させ水底に設置する工程と,次いで,前記部分的二重筒構造体の外側コルゲートパイプと内側コルゲートパイプとの間に水中コンクリートを打設する工程と,コンクリート硬化後,外側コルゲートパイプ内の水抜きを行う工程とからなることを特徴とする締め切り工法。
IPC (2件):
E02D 19/04 ,  E01D 21/00
FI (2件):
E02D 19/04 ,  E01D 21/00

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