特許
J-GLOBAL ID:200903050595786510

全方位風向風洞装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-103367
公開番号(公開出願番号):特開2002-296143
出願日: 2001年04月02日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 測定対象物に対して任意の風向・風速で変動する気流を与えることができる風洞装置を実現すること。【解決手段】 径と高さの異なる複数のドーム11〜14を同軸上に配置する。その中心軸に沿って各ドームを仕切る仕切り板15を等角度に配置し、還流路を形成する。各ドームの中央部分をロータブレード22a〜22hが通過するように分断する。ロータブレードはサイクリックピッチコントロール部26Bにより回転角度に応じて回転翼の迎え角を変化させる。こうすれば測定領域16において、任意の風向・風速で変動する気流を測定対象物に与えることができる。
請求項(抜粋):
回転角度に応じて迎え角が変化する回転翼と、前記回転翼をその回転軸を中心に回転させる回転駆動手段と、前記回転翼を中央部に配置した風洞筐体と、前記回転駆動手段による回転速度及び前記回転翼の迎え角を制御する制御手段と、を具備し、前記風洞筐体は、前記回転翼の回転軸を中心として同軸に配置され、夫々の一端が一定の径を持つ開口を有し、その径及び高さを順次異ならせた複数の内部ドームと、前記複数の内部ドームと組み合わせるように形成され、前記回転軸に平行で且つ回転軸に対してラジアル方向に所定角度毎に形成された複数の仕切り板と、円筒形に形成され、内部を密封する外部ケースと、を含み、前記内部ドーム及び前記仕切り板は前記回転翼の通過領域によって分断されたものであり、前記回転駆動手段を前記風洞筐体のうち最内部のドーム内に配置し、その上部又は下部のうち少なくとも一方に測定領域を配置し、前記回転翼で形成される風の流れを夫々前記仕切り板と外部ケースと前記複数の内部ドームで形成される流路に沿って還流させ、前記測定領域を含む還流路を形成したことを特徴とする全方位風向風洞装置。
Fターム (5件):
2G023AA02 ,  2G023AB02 ,  2G023AB13 ,  2G023AC01 ,  2G023AD01

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